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テーマ:旦那さんについて(2438)
カテゴリ:ミャンマー
ミャンマーに派遣になったのが、2000年の4月。
そして2000年の6月に、"運命の”招待状が事務所に届いたのだった。 曰く、 「日本大使館 自衛隊記念日パーティ」 …自衛隊記念日!!?? そんな記念日があるとは、日本国民を20年ウン年やってきた私には初耳だった。 40ウン年やってきた上司にも初耳だったらしく、 「ねぴゅうちゃん、このパーティに行って、自衛隊記念日ってなんなのか探ってきてよ。」 と、お気軽に頼まれてしまった。 自分で行ってください。。ていうか、なんかNGOと自衛隊記念日って合わない感じだし(偏見)、めんどくさいし、そういう場は行ったことないけど苦手だから行かないよ~ん、と思って、招待状を書類の奥深くに隠してしおいた。 ところが、直前になって東京から来た上司か書類の山を探り(探るな。。) 「おやおや、こんなパーティがあるんですね。ねぴゅうさん、行ってきてください。」 ということになって、出席は免れないことになった。 そんなわけで、2000年6月○日、私は初の大使館デビューを飾った。 その日は白のロンジーのワンセット(上下セット)を着て行った。 大使公邸に入ると、ずらりとエライ人(?)が並んでいて、いちいち挨拶をする。 中に入ると、品良く整えられた広間に…、ああ、誰も知っている人がいない… だから着たくなかったんだよ~~(T△T) という訳で、一目散に寿司&焼き鳥コーナーに走る。 (パーティ中、一歩もこの場を動きませんでした。) そしてとってもおいしい赤ワインもゲット。 それにしてもほんとーに誰も知っている人がいない。。 と、思ったらかろうじて知っている人がいたので話しかける。 しかしかの人は後に出世して出世してしょうがないくらい偉くなった人で いきなり焼き鳥片手のほろよい気分ちゃんに話しかけられて面食らっていた様子。 (忙しかったんだよね。。) 他の面倒見のいい人に紹介されたので、「自衛隊記念日」なるものの意味を聞くと、この記念日は在外大使館にのみ存在する記念日で、他国の「軍隊記念日」パーティのお返し的に行っているとのこと。 指し示された先には、ドロップみたいに色とりどりの勲章(?)をいっぱいつけた武官が挨拶に余念がない様子。 所在なくて、寿司コーナーに戻る。 同じく所在なさげなイギリス大使館の女性と話す。 しかし話題がない。 彼女を見つけて、ミャンマー人オフィサーがやってきて挨拶などを交わす。 すると向こうから、ミャンマー人オフィサーらと「ミンガラーバー!ミンガラーバー!」と、躁的に握手を交わしつつこちらへ向かってくる短躯あり。 彼はイギリス人の彼女と知り合いだったらしく、彼女と挨拶を交わすと "How do you do? Are you single?" と、言った。 おいおい、しょっぱなから、はじめまして、あなたは独身ですか? かよ!!? と、思ったが、後で聞いたらそれは「あなたは一人で来たのですか?」 の意だったらしい。 彼のまなざしははっきり言って、気がある光線100%で、 私は心底やべぇと思ったのだったが、 これがわたくしと現夫の出会いの一幕であった。 (つづく。。。とは思われぬ。。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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