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カテゴリ:プログラミング
今の時代プログラマーは最低C言語を知らないといけません。まあ、Javaから始め、Javaだけでプログラムを組む人もいるでしょうが。FortranやCOBOLといった言語を使う人はC言語は使わないでしょう。しかし、UNIX系のコンピュータが全世界で稼動している今日この頃、C言語を覚えることに損はありません。しかも、今はやりのJavaは文法がC言語に非常に似ています。
今日出回っている大半のソフトウェアはVisualStudio.netといった統合開発環境やツールを使って作成されています。プログラマーの中には、Emacsなどのテキストエディタでコードを書き、Borland C/C++コンパイラなどのフリーのコンパイラでコンパイルするという熟練者もいます。 しかし、ソフトウェアの生産性を高める上では統合環境は必須です。プログラミングを始めてみようと思う方は、思い切ってVisualStudio.netやEclipse(無償)を使ってみましょう。ちなみに学生の方にはVisualStudio.netの学生版があり、超お手頃価格で買えます。 C言語講座なのに、ソフトウェア開発の話が長くなってしまいましたが、気持ちをC言語に切り替えましょう。 さて、C言語といえば、難しいのがポインタや構造体でしょう。それらは、今回はおいといて、初歩的な事から始めましょう。 その前に、必ず入門書などの最初に書いてあるC言語の特徴を覚えましょう。 C言語は1973年にAT&ベル研究所のDennis M Richieが主体となって開発されたプログラミング言語です。 C言語は手続き型言語とよばれる部類に属すプログラミング言語で汎用性が高いです。また、C言語はBASICと同じく高級言語と呼ばれています。そして、コンパイラと呼ばれるソフトウェアでソースコードを解釈します。そこがBASICと違います。 BASICはインタプリタ言語と呼ばれ、コードを一行ずつ解釈実行していきます。それに対してC言語は、ソースコードを一度にコンパイラに解釈させ、オブジェクトファイルを生成します。その後、リンカ(リンケージエディタ)と呼ばれるプログラムを使い、実行ファイル(exe)を生成します。 また、C言語はその特徴から関数型言語とも呼ばれています。BASICでは行番号が一行ごとにつけられ、GOTO命令で、指定した行番号へ処理が飛びます。しかし、これはプログラムが読みにくい原因となるため、C言語では、関数と呼ばれる仕組みを利用します。これについては後日説明します。 そしてC言語にはお約束とも言うべきポインタがあります。ちなみにJavaではポインタは使いません。ポインタを利用すれば、メモリを自由に扱うことが出来ます。そのため、バグの原因になりやすいです。C言語ビギナーはよくここでつまづきます。これを完璧に理解すれば、C言語の大半はマスターしたといって過言ではありません。これについても後日詳しく説明します。 C言語は、同じC言語で作成されたライブラリを用いることで入出力を操作します。つまり、ライブラリをインクルードしなければプログラムは作れません。一番有名なライブラリのヘッダファイルにスタンダートIO(stdio.h)があります。 今回はここまでにして、次回はC言語の実践に入ります。お疲れ様でしたm(._.)m 大変お手数ですが、をクリックしていただけたらブログ更新への意欲になりまので、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/12 10:35:57 PM
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