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昨日、早速Microsoft社の最新OS「Windows Vista」を購入しました。エディションは予算とスペックの都合上「Home Premium」を買いました。また、32ビットと64ビットと2つのバージョンがありましたが、32ビットにしました。64ビットのWindowsアプリケーションが増えれば、64ビットも良いと思います。もちろん、64ビット版を買ってもそれほど互換性に影響は無いはずです。
ご存知の方もおられると思いますが、VistaはXPとはかけ離れたコンピュータのスペックを要求します。推奨メモリはなんと1GBです。グラフィックカードも色々と制約があります。Windows Aero、Windows フリップ3Dを使いたいと思っている皆さんは特にこの点に注意してください。 1. ハードウェアによるPixel Shader 2.0サポート(要するにDirectX9.0以降に対応しているもの) 2. 1.6Gbytes/sを超えるグラフィックス・メモリ帯域 3. WDDMドライバであること 4. 32bitカラー・モードの利用 5. 適切なグラフィックス・メモリ容量(推奨128MB) 要注意なのは2番目と3番目の制約が厄介です。2番目の条件はIntel 945Gシリーズ以降なら問題ないようです。 問題は3番目の制約です。WDDMとはWindows Display Driver Modelの略で、簡単に言うとXPのグラフィックスドライバではWindows Aeroが動作しないのです(Vista自体は正常に動く)。そのため、WDDMに対応するためにはドライバの更新を行わないといけません。 私のパソコン(VAIO)のスペックは一応Windows Capable PCに指定されているので、Vista動作の最低要件は満たしています。 さて、アップグレード版によるインストールを始めて見ると、互換性のチェックから始まりました。これがやたらと時間がかかりました。すると、XPの時に使っていたウイルスソフト(シマンテック)をアンインストールしなければなりませんでした。この点は結構煩わしかったです。アンインストールしたらまた互換性のチェックの初期段階から始まり、余計時間がかかりました。 この作業が終われば、後のインストール作業もスムーズに進みました。その間数回再起動を繰り返していました。 数時間かけてやっとVistaのインストールが完了すると、何となく達成感がありました。 問題はここからです。 私がVistaの新機能で挙げるとしたら、検索機能の使い勝手の向上でしょう。使って見るとわかるのですが、パソコン内部にある様々なファイルを手軽に高速に検索してくれます。これにはちょっと感動しました。 世間で最も注目が集まるのは、XPよりも視覚インタフェースを抜群に向上させたWindows Aeroでしょう。Aeroのウィンドウスタイルは、ウィンドウ全体がガラスを張ったような透明色です。そして、Window フリップ3Dは、画面に表示しているウィンドウ(タスクバーに表示されているプログラム)をデスクトップ上に3D表示させて、マウスのホイールで前面に表示するウィンドウを次々に豪華に切り替えるができます。ただし、このWindows AeroはWindows Vista Home Basicでは使えません。 私のパソコンの場合、グラフィックドライバがVistaに対応していないので、VAIOサポートで更新する必要があります。無償でのそのサービスを受けられるのは、2月中旬なのでそれまで待ち遠しいです。 一番悲しいのは、オーディオデバイスがVistaに対応していないため、音楽が再生できないことです。これも、VAIOサポートでアップデートサービスを受ける必要があります。 パソコン新しく買うなら、ハイスペック(メモリ2GB以上)のVistaにフル対応したパソコンを買うことをお勧めします。一番良いのは、始めからVistaが搭載されているパソコンを買うことです。 <正規版> <アップグレード版> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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