祝25周年記念?の幼なじみたちとの旅~旅は徒然なるかな~
とまぁ長い長いタイトルですみません(汗)今年もこの永年恒例となっている旅の記録をごらんいただきたいと思います。お見苦しい点も多数ございますが、お見苦しい点しかございませんが、 おつきあいよろしくお願い致します。かれこれ、多分25周年?いやもっと歴史を重ねているでしょうが、そんな事は重要ではなく、今を仲間たちと楽しく過ごすという事の方が五十路前の七人衆には大切なのでございます。 AM5:40。田村工業展示場前に集合。今年はメンバーの車、TOYOTAの豪華客船での移動です。中年に優しい旅を心がけております。目指すは北陸。お肉よりお魚。人は海に還ると申しますが、まさに私たちもその言葉通りの人生を歩んでおります。君は鯖に似てきたねぇ、僕は鮪顔だよ!などと言う他愛無いアホな意味のない会話が充満する車内。親父臭もあいまって、呼吸すら苦しい。余人を受け付けない空気です。 膀胱袋の神経が過敏になっている事も理解せずに早速ビアを乾杯。ドライバーにすまないという気持ちより、自分の心地よさを追及するスタイルは、仲間になってから誰も変わっていません。そして移動すること4.2時間。高速SAのトイレの有難さはこの旅ならではです。 氷見のブリと言えば、バイクにとってのマフラーと同じくらいこの日本に必要不可欠なものではないでしょうか?高価であるが故に私たちには手が出ませんが、見ることは自由です。神様が与えたもうたこの視覚に感謝です。でも、安いお店を探して食べました。成長すたびに名を変えるお魚さん。私たちもあと数年したら名が変えられるようになるだろうか?という自問自答をしながら、真剣に食べきりました。回転寿司もあったのですが、一皿500円~800円という巨額さに退散。年を重ねても、経済感覚は二十歳の手習いのままです。さて雨の氷見をあとに、少しは観光!というのが普通の旅ですが、私たちは自らの胃袋を甘えさせません。私の高岡大仏見に行こう!という言葉は一瞬にして消されたライセンスとなりました。こいつらの頭には富山ブラックラーメンを食う!ということしかないのです。どこに行っても〆はラーメン。昼間でも〆ます!空振りを繰り返したどり着いたお店。そしてブラックラーメンは私たちに容赦なく攻撃を仕掛けてきました。スープ、メンマ、肉、麺全てにきつい塩がしみ込んでます。まさに男と男の真剣勝負。成人病を恐れずに立ち向かわなくちゃいけない瞬間が人生では何度かあります。全員完食!こそ私たちのラーメン美学です。お腹も腹二十分目という暴挙に出た仲間たち。目指すは今日の宿泊地宇奈月温泉。かつて一世を風靡したおれたちひょうきん族から生まれたミリオンヒット、うなづきマーチが生まれた地です。 天然温泉につかると、ここまで生きてきた疲れが全て吹き飛んで、生まれたばかりの赤ん坊のようになれます。しかし、こんな親父たちがお腹から出てきたら、看護士さんたちは悪夢だ!とまぁ訳も分からぬ過ぎるトークが響く湯殿。周囲のお客様の怪訝な目つきが突き刺さります。夜のお勉強会の会場です。段取役の私の名が刻まれた電光表札。美しい....仲間たちはこれを蹴飛ばして入室していきました....変わらぬ仲間、変わらぬ思考能力、変わらぬくだらなさ。変わったのは突き出たウエストと進行を止められないおでこの広さ。このままこの旅は一生続くことでしょう。いや、この日本にとって続くべき旅なのです。そんな使命感を私たちは持ち続けているです。この後の、地元女性講師を招いてのセミナーシーンはお見せできません。真面目な姿を見せないお笑い芸人の気持ちって分かりますか? 食って飲んで学んで語ってそして寝る。本能に正直な私たち。悲しい性を優しく癒す宇奈月の紅葉。自然を愛でる心は誰よりも強い中年たち。書き忘れましたが、昨晩の宴会で別注された生卵。 卵かけご飯と共に生きてきたこの数十年を仲間同士かみしめて!宴会料理なんて生卵が三つあればいいんだ!! お土産の量が年々多くなる私たち。散々おじんおばんの買物癖を批判していた輩たちが、持ちきれないお土産を買う。まさに全て自分にブーメランされる言葉の貴重さを痛感しました。そして一路、信州戸隠へ。お目当てのうずら屋は5時間待ち。年はとっても「待てない」精神は健在です。一生ディズニーの人気アトラクションには乗れないでしょう私たちは。 私たちの食に関する嗅覚はどこに居てもへこたれません。仲間が早くも長野市内の蕎麦屋さんにTEL!食探求のパワーを仕事に生かしたら、多分今頃は全員アラブの石油王になっていたことでしょう。ただ注文する量や品数だけはガラスの十代の頃から変わってないのがタマニキズ。でも吐こうが喚こうが完食せよ!との啓示が天から降りてきます。ごちそう様でした!そしていつの日か戸隠蕎麦を制覇するぞ! とまぁいかがでしたでしょうか?意味のない下らないブログにお付き合いいただき感謝申し上げます。ここまで読まれた方は、私もこの仲間に入りたい!という事は微塵も思わないことでしょう。妻からお小遣いをもらうための日々の努力 。そして体重が激増したのを減らす努力。旅の前後で、大きな試練を与えられる私たち。それに打ち勝つ力が必要なのです!そしてそれに打ち勝ってこそ旅は面白くなる。そんな思いで、今後もこの旅を続けていこうかと思います。来年は仙台で牛タン・牡蠣小屋・ホタテ。そして夜は仙台の地元講師を招いての勉強会。「歴史を作られるものではなく自ら創るもの」私たち上州新田乃庄の不朽の仲間たちの理念です。あらためて拝読感謝申し上げます。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社