グレン・グールドの耳
今、グレン・グールドの「Golden Gould」を聴いています。作家の平野啓一郎さんが選曲したベストアルバムです。Golden Gould 12316; 平野啓一郎と辿るグレン・グールドの軌跡/グールド(グレン)[CD]【0928店舗限定】先日、カナダ大使館で行われたドキュメンタリー・フィルムの上映会で、初めてグレン・グールドという人のピアノを聴きました。上映されたのは、「Glenn Gould On the Record / Off the Record」 そして日本で初めて上映されるという、「Glenn Gould's Toronto」右の耳のほうが立っていて大きいなと思いました。レコーディング中、スピーカーで自分の音を確認するとき、右の耳を寄せて聴いていました。左脳的なのかな。なんとなく彼のピアノを聴いていると、自分の中にある狂気が膨らむ気がして、すこし怖くなります。