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カテゴリ:数学
昨日の記述に次いで、この多面体の展開図について、記述する。 以前、この多面体(24面体)について「正4面体と正8面体で合成してできる複合多面体」として記述した。 正4面体と正8面体で合成して出来る複合多面体 http://plaza.rakuten.co.jp/nisijohsyu/diary/200907060000/ 「この多面体には名前が無いのか、なんと言う名前がつけられているか」インターネット検索で「多面体」を引いて調べたら、 「星型八面体」と名づけられていた。または、ステラ・オクタンギュラ(stella octangula)とも言う。ドイツの数学者ヨハネス ケプラー(1571~1630)が最初に発見したとも書かれてあった。 また、レオナルド・ダ・ビンチ(1452~1519)が星型多面体の考案がなされていてダビンチの星の中のひとつでもあることを識った。 この「星型八面体」の展開図を考えた。一枚の紙でパターンを作ってみたくなったのである。 その結果、このような展開図ができた。 製作方法も考えた。できるだけ、簡単に作れるように糊の貼り合わせ順序も番号を入れた。 最後に貼り合わせる面には二重丸の符号をつけた。 貼り合せがきれいに作れるようにするには、一面一面、乾燥して接着が完全に成ってから次の面を貼ることだ。 設計が正しいことと製作法が容易であることとを確認することで4個作った。 用紙はダイレクトメールの葉書一枚で一個を作ることとした。 後ろに、線引きの鉄筆と貼り合せのときにしっかりと押さえつけるピンセット(手製冶工具)を置いて撮影した。 割合楽に作れたし、製作順序もこの順でOKであることを確かめた。 更に、インターネットの検索で調べたことによると、この多面体は「ダ・ビンチの星」の中にすでに入っていた物であった。 「ダ・ビンチの星」とは正多面体に、正三角錐を各面に貼り合せてできる多面体のことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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