年賀状
現在、年賀状は50円。50円で縁を繋ぐことができるのなら安いもの。だから、こちらから年賀状を止めることはしない、ましてや、退職に合わせて年賀状を止めるとは、どんな考えをしているんだ、と思ってきた。退職をすると年賀状を止める、という考えには同意できないが、今年きた年賀状のこの一文には考えさせられた。差出人は、最初の職場の大先輩。83歳になられたという。満身創痍・・・私もこの意味が実感として分かる年頃になった。いつの間にか年賀状が来なくなる大先輩が多い中、こうして区切りを付ける判断は素晴らしいと思う。奥さんや子供さんに助けられて年賀状をやり取りしても、しだいに痴呆が進んで分からなくなり、終いには尻切れとんぼ・・・・これを嫌ったのだろう。立派な判断だと思う。