注文機
某居酒屋でお酒をした。ま、これは、いつものことで、あまり変わった出来事ではないが、その店の注文機には閉口した。昨今は、店員君に代わってデジタルの注文機がオーダーを受けるようになっているのだが、この店の注文機は、小さいのだ。右隣のビール瓶と比べると分かるように、小さい。小さければテーブルが広くなる・・・という理屈もあろうが、テーブルの広さ以前に、モニターの文字が読めないのだ。料理などの画像から注文をすることもできるが、その画像も小さくて、刺身なのか煮込みなのかの判断ができない。時折回ってくる店員嬢に声を掛けた。「これって、小さすぎて、よく見えないんですけど~」と。すると、店員嬢は、「私それ嫌いで、使ったことないんです」、と簡単に答えた。そして、「紙のメニューを見て、コールボタンを押して下さい」とも言う。爺さんには無理だ、と言うのか・・・それとも、本当に、店員にも嫌われているのか・・・分からなかった。