テーマ:家を建てたい!(9922)
カテゴリ:家作り
約7年前に一条工務店で家を建てたとき(セゾン)、キッチンのレンジフードファンは富士工業製のISR-904SIでした。 取扱説明書に記載されていた、換気扇としてのスペックは、以下の通りです。
なぜか、50Hzより60Hzの方が「消費電力の割に風量が少ない」という仕様になっています。 50Hz地域の人にとっては問題ないのですが、60Hz地域の人は納得がいかないかもしれません。 さて、本題のキッチン換気扇の掃除ですが、長い間、掃除をサボっていたため、かなり汚れていました。 油とホコリで汚れきったレンジフードです。 (キッチンは妻のテリトリーなので、料理はしてくれるのですが、掃除はしてくれません) 浅型レンジフードの掃除方法は、富士工業の関連サイトで紹介されています。 レンジフードのお手入れ 浅型レンジフード お掃除方法 この換気扇には、金属フィルターがあるので、本来不要ですが、ご覧の通り、市販の不織布フィルターをつけています。 通気抵抗が大きくなり、吸い込みが悪くなる、音が大きくなるなど、故障の原因となるおそれがあるとされています。 しかし、後述する理由により、市販の不織布フィルターは必須だと思います。 不織布フィルターに付着した油が多すぎて、重みで垂れたことで、整流板にも油がベットリと付着しています。 金属フィルター(スロットフィルタ F254)にも油とホコリが付着しています。 不織布フィルターを取り付けるときに隙間があったためです。 つまり、不織布フィルターを付けないと、金属フィルターがこのような汚れ方をするということです。 もちろん、こまめに掃除していれば、ここまでひどくなることはないでしょう。 スロットフィルタ裏側を見ると、それほど汚れていませんでした。 一条工務店の営業さんからは、手洗いは面倒なので、食洗機で洗うようアドバイスされたことがあります。 ちなみに、F254のスロットフィルタは単体でも販売されています(CSF14-2521B)。 これを買うのは掃除で外したときに壊してしまう場合くらいしか思いつきませんが。 なお、廉価版の「バリューフィルタ」、汚れがつきにくい「アクアスリットフィルタ」も使えます。 (掃除が簡単なアクアスリットフィルタは食洗器不可) 使い捨ての「エコシアフィルタ」はF254用がありません。 シロッコファンから垂れた油がたまる「オイルパック」を外して確認しましたが、空っぽでした。 フィルターを外すと、奥の上の方にシロッコファンが見えます。 シロッコファンから垂れた油を一時的に受けるベルマウスで注意書きの一部が見えません。 「ファンを外す場合は」以降の大事なところが隠れています。 外したベルマウスには油が付着していませんでした。 シロッコファンが見えました。 ファンを外す場合は、ツマミを時計回りの方向へ回せば外れます。 しかし、シロッコファンは外せたのですが、どうやっても取り出せません。 外せても取り出せないシロッコファンの外し方が書かれたステッカーに矛盾を感じます。 汚れたら、どうやって洗うのでしょうか? 取扱説明書を再度確認しましたが、シロッコファンの掃除方法も含め、書かれていません。 念のため、一条工務店のアフターサービスに確認してみました。 すると、シロッコファンを外して洗う必要はないとの回答がありました。 メーカーである富士工業の見解みたいです。 オイルパックに油がたまったら、掃除するだけとのことです。 7年間掃除していない割には、シロッコファンの羽根に付いた汚れが少なく、まだ掃除不要と判断しました。 ただ、掃除できないなら、オイルスマッシャーくらい付けて欲しいです。 レンジフードに付着した油とホコリを除去し、適当に洗ったスロットフィルタを取り付けます。 市販のレンジフードフィルターを付属のマグネットで固定します。 少し余った部分は整流板の上に折り込みます。 整流板に貼られた大きなステッカーには、整流板とオイルパックの脱着方法しか書かれていません。 ちなみに、レンジフードの上にある扉を開けると、レンジフードの機械部分と排気管が見えます。 シロッコファンで上に吸い上げた空気は右に行ってから、上に行って、奥に廃棄されます。 少し不自然な設計ですね。 機械の上に汚い配線が見えます。 ここは壁から配線を通す穴がふさがれていなかった所です。 配線がバンドできつく締められています。 電源コードと信号ケーブルが束ねられているようです。 100Vの電源コードをバンドで強く束ねた状態で使うのは危険なので、リリースします。 100V電源が本来壁に埋め込まれるはずのコンセントに空中配線されています。 近くに100Vに接続しないように注意書きのラベルがある信号線がありました。 ラベルの裏を見ると、給気シャッターとの連動用ケーブルとの説明がありました。 換気扇を使っても開かない役立たずの差圧感応式給気口の代わりに、換気扇と連動する給気シャッターを設置すべきです。 (関連記事) キッチン換気扇の扉を開ける コンロの照明をグレードアップ (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"がメインサイトになりました。 これまでの"http://homepage3.nifty.com/nnl/"は、2016年9月29日にサービスが終了します。 ミラーサイト"http://freett.com/nnl/"は、2016年3月31日に廃止されました。 お手数ですが、ブックマークを"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"に変更してください。 → 伊藤@横浜のROOMへ行く → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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