テーマ:住宅リフォーム・DIY(971)
カテゴリ:家作り
我が家は2008年に一条工務店の家(セゾン)を建て、入居は2009年1月でした。
住宅設備は約11年使っている計算になります。 キッチン流し台用の水栓は、KVKの流し台用ハンドシャワー付きシングルレバー式混合栓(シャワー引出式)「KM828JG」が標準でした。 いまのところKM828JGに不具合はなく、水栓カートリッジ交換もしていないのですが、いくつかの不満があります。 一番大きなものとしては、シングルレバーに湯を節約する機能(節湯C1:水優先吐水機構)が無いことが挙げられます。 普通のシングルレバー混合栓では、レバーを中央の位置にすると湯が混ざるため、不要な時でも気付かずに湯を使ってしまいがちです。 節湯(せつゆ)C1のシングルレバーでは、一番低温から中央の位置までは水だけを優先的に出します。 中央から高温寄りに動かすと、クリック感があり、お湯が混ざり始めるのを教えてくれます。 そのため、無駄にお湯を使うことがなくなり、ガスや電気代の節約になります。 KVKのKM828JGに限らず、ほとんどの水栓の取扱説明書では、10年使用した後に買い替えの検討を勧めています。 今回、次の条件で流し台用水栓の買い替えを検討してみました。 ・KM828JGと同じ、整水・シャワー切替、ホース引出式の1つ穴シングルレバー混合栓 ・取付穴の径も同じ(37mm) ・節湯C1(水優先吐水機構)があること ・浄水機能は不要 ・センサーなど手元停止スイッチは不要 KVKでは、「KM828JG」が販売終了品となり、代替品として「KM5021JT」が指定されています。 しかし、「KM5021JT」は節湯C1に対応していないので、節湯C1機能であるeレバーがある「KM5021JTEC」を検討します。 定価は、KM5021JTが56,000円、KM5021JTECが58,000円ですので、差は2,000円です。 実売価格を少し調べると、ほとんど差がありませんでした。 KVK「KM828JG」と「KM5021JTEC」の図面を重ねて比較してみました。 吐水口が直線に近くなるとともに少しだけ下がっています。 その分、レバーとの隙間が増えるので、KM5021JTECの方がレバー操作はしやすいと思われます。 吐水切り替えボタンがシーソー型から、大きなプッシュ式になっている点も良さそうです。 シーソーボタンは年々動きが硬くなっていますので。 TOTOの台付シングル混合水栓「TKS05305J」も検討してみます。 ちょうど1年前、2019年4月に発売された水栓のようですが、実売価格はKM5021JTECよりもかなり安いようです。 (参考)7年ぶりにフルモデルチェンジした水栓金具の定番シリーズ KVK「KM828JG」とTOTO「TKS05305J」の図面を重ねて比較してみました。 吐水時のレバー位置は、TKS05305Jの方が少し低いくらいだったのは意外でした。 斜めに吐水するため、水流が強いと水跳ねする恐れもありますが、止水栓で調整したら問題ないはずです。 ちなみに、TKS05305J(59,900円)より浄水器付きのTKS05308J(52,800円)の方が若干安くなっています。 実売価格もほぼ同じか2千円から3千円くらい安い感じです。 おそらく、浄水器付きを選ばせて、サブスクによる継続的な利益を狙っているのでしょう。 我が家の場合、取り替える流し台用水栓に浄水機能は不要です。 約3年前、別に浄水器用水栓(カクダイ 721-010)を設置したため、安くて高性能な浄水カートリッジ(UZC2000)を使えるからです。 (関連記事)ビルトイン浄水器が水漏れしたので元止め水栓に交換 今回、検討した水栓は、いずれも現在使用中の「KM828JG」と同じく、上面施工タイプです。 水栓固定時に、シンク下に潜る必要がなく、比較的簡単に取り付けできますので、交換時は自分で取り付けるつもりです。 [このnoahnoah研究所のブログ記事をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.03.31 23:37:24
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