テーマ:住宅リフォーム・DIY(954)
カテゴリ:家作り
約14年前に一条工務店が取り付けたキッチンのレンジフードファン(富士工業 ISR-904SI)が、キーンと異音を出し始めました。 そこで換気扇のモーターを外して分解し、中のベアリングに注油したら解消されました。 ベアリングは6200ZZが2つ使われています。 もし異音が再発するようなら、ベアリングを新しいものに交換します。 まず、工具なしで外せる部品を全部外すとこうなります。 手間左右にある黒いビスを2つ外して照明付きのパネルを取り外します。 照明のケーブルを外さないといけません。 ケーブルを外すため、コネクタをロックするための爪を押したら、あっさり折れました。 経年劣化で脆くなりやすい素材を使っているようです。 やっとシロッコファンが露出しました。 ここからも工具なしで外せるものを外していきます。 モーターを固定しているビス4本を外します。 左側のツメ2本でモーターを半分保持しているので、左側のビスからです。 ケーブル1本でぶら下がるモーターです。 もし、モーターが落ちてもIHコンロが壊れないよう何かで養生しておきましょう 左側にあるボックスの背面コネクタを抜くと、モータをケーブルごと取り外せます。 モーターのシャフトに横から突き刺さっている黒いピンを外します。 ハンマーで叩き出すのですが、最後は精密ドライバーをハンマーで打ち込んでピンを押し出しました。 モーターの型番は14280061-Tでした。 モーターを分解するのですが、左右2か所の爪をマイナスドライバーでこじって起こすだけです。 上下パーツが固着して隙間もない場合、上の写真のように2つの爪を自在スパナで挟んで、少しひねるだけでこじ開けられます。 モーターの中身が露出しました。 底には環状の板バネ(ウェーブワッシャー)が入ってますので、無くさないようにします。 ベアリングには6200Zと刻印されてますが、裏側にもシールドがあるので、6200ZZが正しいです。 NSK製でインドネシアで作られたものです。 グリスが漏れており、回転が悪くなってます。 ベアリングのサイズは規格化されており、6200ZZは内径10mm、外形30mm、高さ9mmです。 ベアリングから染み出たグリスを取り除き、隙間に注油するだけで回転がスムーズになりました。 元に戻して換気扇を回し、異音が出なくなったことを確認しています。 しばらく使ってみて異音が再発するようであれば、ベアリングプーラーで引き抜いて交換するつもりです。 その際、ベアリングはNSKの6200ZZではなく、NTNの6200LLBを試そうと思います。 [https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/内をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.01 20:31:59
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