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テーマ:何が真実、何が違う(78)
カテゴリ:スポーツ
バレーボール・ネーションズリーグ、
日本が大活躍の姿に目が離せません。 また、他のスポーツには感じない、 選手の内面がとても気になります。 大活躍の末に大逆転で勝利して、 選手にインタビューをする時に、 メディアは決まりきった質問をして、 ほぼお決まりの答を得ようとします。 バレーボールの選手は総じて控えめ、 他のスポーツのように鼓舞したり、 メディアに対して決してはしゃぎません。 いかに仲間内に気を遣っているかが、 全ての選手に感じ取られます。 また先輩後輩の縦関係が強く感じられ、 指示やアドヴァイスを送るのは先輩中心。 メンバーに入ることがとても熾烈で、 試合途中の交代も多く采配次第です。 チームの団結が最優先でしょうから、 得点した時、ナイスプレーをした時、 例えミスになったとしても労い、 賛辞や声掛けは必要以上に大袈裟です。 チームの他者を気遣うスポーツとして、 バレーボール以上のものを知りません。 スタッフをも含めたチーム全員の努力で、 それぞれのポジションを全うしてこそ、 接戦を勝利にできるのでしょう。 昨今日本のバレーボール人気が高く、 一部の選手のみが極端な注目を浴びます。 これはメディアも同じで視聴率をとるため、 人気選手ばかりを評価し取り上げます。 スポーツのニュース番組で流れる時も、 活躍した選手を限定してそこだけ流し、 他の選手の功績が伝えられないのは、 選手の精神衛生上よくないはずです。 編集者が功績者よりも人気者を選び、 編集したVTRを流すのは本当にダメです。 そのことでチームワークが悪くなったり、 チームメイトを見る目が変わったりします。 一試合の中でもファンが知らないところで、 さまざまな反省や行き違いもあるはずです。 テレビや動画で見えないところで、 厳しい取り組みがあることを知るべきです。 高橋藍選手がフィリピンでのシリーズで、 突然ベンチ外となり見れなくなりました。 人気者を起用する既成概念を打ち破り、 男女とも偏らない起用になったと思います。 高橋選手がなぜ外れたかメディアも触れず、 まったくもって不可解な状況です。 ファンの過剰なフィーバーが関連したり、 思わぬトラブルに遭うこともあります。 人気者を営利目的で売り出すのとは別に、 純粋にそのスポーツを極めることは、 まったく別だと思われます。 人気が出るのは専らトップになったからで、 上り詰めるまでは本人の努力のみです。 インタビュアが選手に言わせようとする、 「ファンの皆さんに一言お願いします!」 「皆さんの声援があってこその勝利です。 次回も応援よろしくお願いします!」 選手にとって応援がありがたいのは、 確かかもしれませんが、 バレーボール選手にとっては、 過酷な努力とチームプレーがすべてで、 人気を得るためにやってきてはいない、 ということが見てとれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.24 18:36:53
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