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カテゴリ:仕事のこと
俺、なんで自然体験や環境教育の仕事してんだろう?
ホントに自分がしたいことなんだろうか? 自分の伝えたい事って、何だろうか? なんて、独立して半年経った先月あたりから、もやもやとしたモノがあった。 自分が野良遊びが好きだから・・・それだけ? いや、違う。。。 子供ができてから、今まで以上に環境について考えるようになったから。。。。 先日のある記事で、70年後にはシロクマ、アザラシなどが絶滅する等の記事を読んだ。 地球の平均気温が、7度上昇して夏には、極地方の氷がすべて溶けて、シロクマやアザラシは生活できなくなるというのだ。 かねてから問題視されている海面上昇は、7cm。ただし、これは気温上昇による膨張率を計算してないようなので、赤道付近はもっと上昇するだろう。 現在の繁栄は、すべて化石燃料の恩恵といっても過言ではない。現在までに、化石燃料に変わるエネルギー源は発見されてないので、本当に石油が枯渇した場合、どうなるのか? 今更、江戸時代の生活レベルには戻れまい。 原子力や太陽光を代替エネルギーなどと呼んではいるが、実際のところ石油が無くなったら、原子力発電所も作れないし、太陽光パネルも作れない。 今、代替エネルギーと呼ばれているモノすべて、生産から廃棄までの総トータルの石油の必要量を比べると、圧倒的に火力発電所が省エネなのだ。他のモノは発電時には、石油を使わないだけ。 そういう意味でもポスト石油に変わるエネルギーは今のところ・・・・無い。(^^; 結局、エネルギー問題は石油に変わるモノが見つからない限り解決はしない。 なんて、堅苦しく書いたけど、結局のところ子供たちの為に今何かしなきゃならないのではないだろうか?と思うだげなんだ。 快適な生活を求めるのは、全世界共通の人々の欲求だ。 全世界の人が、それなりに快適な生活を営めれば戦争も起きないとおもう。 しかし、全世界の人が日本人と同じレベルの生活をするためには、地球は小さすぎる。どのくらい必要かと追えば、約5倍の大きさ(資源)が必要、アメリカ人と同じ生活をするには、10倍の大きさ(資源)が必要なんだって。(^^; 日本が自給自足しようと思ったら、最適な人口って何人ぐらいだと思う? 最大でも、5000万人以下なんだって。 今の人口の1/3ぐらいにしないと本来生活できない広さなんだよね。 それと、中国が日本を抜いて世界第2位のエネルギー消費大国になったらしい。その上、効率は日本の1/10以下とか。 その先どんどんエネルギーの消費は増えるだろうから、ちょっと怖いね。何たって、人口が10倍だからね。(^^; こんな事を書いてると、だんだん暗くなってくるのだけれども、やはり親としては、子供の将来をできるだけ良いものにしてあげたいと思う。 親ならみんなそうだと思うけど。 だから子供たちの将来のために自分たちがしてあげれること、環境について考えること、子供たちにも環境のことを伝えて行くのが僕の仕事なんだと、やっと自分の中で腑に落ちた。 環境教育でよく言われるのが、宇宙船地球号をタイタニックにたとえて、沈もうとしてる宇宙船地球号を最上階の貴賓室で、沈むそのときまで宴会を続けるか、沈まないように最善の努力をするか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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