自分の好きなことを仕事にする、ということ
クライマックスシリーズ、阪神、負けた・・・くっ空気が・・・重い・・・ それはさておき。 情熱大陸でブックディレクターの幅允孝(はば よしたか)さんを紹介してた。 六本木TSUTAYAや GINZAハンズをプロデュースしている。本のお店をつくる本のあるコーナーをつくる本のライブラリーをつくる本をつくる本の棚をつくるのが仕事らしい。 R25とか色んな雑誌でちょくちょく紹介されていて、こんな職業がいるのかぁ・・・と注目していた人。番組の中で広島の結婚式場の本棚をディレクションしていたけど、その時結婚式場の人に熱く紹介していたのが 「のび太の結婚前夜」 だった。 番組からの「月曜日から一週間がんばれる本を紹介して」というお題に対して紹介していたのが、 スヌーピーたちの人生案内チャールズ・M・シュルツ (著), 谷川 俊太郎 (翻訳) 就職しないで生きるにはレイモンド マンゴー (著), 中山 容 (翻訳) に加えてなんと、週間少年ジャンプだった。 わかる!すげーわかる!とTVを前に笑いながら唸ってしまった。 本が大好きな人は世の中にいくらでもいるだろうけど、こうやって仕事としてやっていける人の「違い」をちょっと感じることができた。 そして今日、楽天時代にお世話になった先輩とお昼と食べていてちょうどその人も新しく会社を立ち上げたとのこと。 その中の話で、「いかにして自分の好きなことを仕事にするか」という話になった。 その先輩は何をやるか決めずに楽天を辞め、半年間いろいろ模索した結果、自分の一番得意な、素な領域を仕事にすることにしたのだった。 「絶対、自分の好きなことを仕事にするのが一番ええねん」と力強く言っていたが、これは本当にその通りだろう。そして、それはとても難しい。それを見つけることも、難しい。 日々の仕事に追われる中で、自分の好きなことをする時間も自分について考える時間も少ない毎日。その中で少しずつでもこういうことを考えていれば、将来が大きく変わっていく気がした。 幸い?新幹線で片道2時間半かけて東京と大阪を行き来する俺は、この新幹線の時間をこれに費やそうと決め、さっそく幅允孝さんが紹介していた「就職しないで生きるには」を読み始めたのでした。