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カテゴリ:生活
甥っ子の結婚式で大阪に行ってきた。
伊那谷飯田から約4時間で中之島橋南詰の中之島のリーガルホテルに到着。久しぶりの高速だったし、運転マナーの悪いと噂される行き先が大阪だった。悪天候が予想される上に、家内が着付けのため12時半まで、橋北詰の太閤園という結婚式場に行かねばならないというので、余裕を持って5時に飯田ICを出発したら、リーガルホテルになんと9時に着いてしまった。前日から同ホテルに宿泊している義兄夫婦の部屋や携帯に連絡を入れても繋がらない。しかたがないので部屋まで尋ねて行ってノックするも不在らしい。時間つぶしに1Fのロビーの喫茶で遅い朝食を摂ることにした。 フレッシュミックスジュースと、パン2個の朝食セットで1600円なり。飯田じゃ張り倒されるところだが、ここはかつての一流ホテル。着物を着たウェイトレスが静々と運んでくれた。待ち合わせの11時も近くなったので、再び連絡を入れると、義兄夫婦まだ部屋に居たとのこと。老夫妻の朝は遅いらしい。 とりあえず連れ立って結婚式場に移動。三菱マテリアルの社長だった義兄夫婦は若い時分に3年ほど大阪の土地勘があるらしく、いろいろ説明してくれる。タクシーで15分の太閤園に到着。太閤園は、大阪の旧男爵・藤田傳三郎と、その嗣子平太郎・次男徳次郎の邸宅跡。そのコレクションを展示する藤田美術館を併設する結婚式場らしい。あいにくの雨で自慢の庭園を散策できなかったのが残念だが、参列者50人くらいの家族的な式だったが、大安と合って込み合っていて、その広い館内をやれ更衣室、やれ控え室、やれ写真撮影、親族紹介の部屋、チャペル、披露宴等、あちこちと上下しなければならないのは体力的になかなかしんどいものがあった。 披露宴がはねたのが18時過ぎ、着替えをすませてホテルに帰ったのが20時を過ぎていた。結婚式の最中激しく降っていた雨はあがっていた。飼い犬を置いてきたので明日はなるべく早めに帰宅したいが、せっかく大阪まできたので粉モンB級グルメを味わいたいものと、みなみにたこ焼きツアーに出かけることにした。声をかけると病の後遺症で脚の悪い義兄も行く。家内と、家内の生家の義姉も行くという。わざわざ中之島からミナミまでたこ焼きを食いにタクシーで出かけるという、甚だ珍妙なツアーになってしまった。夜の難波・御堂筋はライトアップされていて、旅人にはなかなか美しく見える。タクシー・ドライバー情報で、三ツ寺筋/味穂という店をリストアップしていたので、タクシーが入れないという三ツ寺筋入り口で降車するや迷うことなく味穂をめざす。 満席だったので、道に張り出したビールケース横の机に椅子を4つ出してもらった。 たこ焼きは、明石焼のように出汁でいただく。とろとろのたこ焼き、中身のタコも大きく食べでがあった。宴席で腹一杯のはずだった4人が2皿追加して結局4皿も食べた。 お勧めで持ってきてもらった「どて焼き」もおいしかった。 なにしろ、今日は一日中、あちこで待たされ待たされ通しだったので、お客で満席なのに注文の品がほどなく出てくるのに感動した。清算の金額にも感激、これなら週1で通えるなぁ。 店を出て、タクシーを拾うために、三ツ寺筋を少し歩いてみたが、なかなか魅惑的な店があとからあとから出現する。これなら数日かけて廻ってみたいものだと思わせる、魅惑的な横町である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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