梅雨と梅雨の合間の晴れ間を「梅雨の中休み」。これをモジって、梅雨に入った直後から雨が降らないのを「梅雨のズル休み」と気象業界では言うらしい。このズル休みや中休みの時期に畑の草取りをサボると、梅雨の終わり頃の畑は目も当てられない様になる。我が家の小さな庭や畑も例外ではない。したがって、この時期の晴れた日曜の午後の大部分は庭の手入れと畑の草掻きに追われる。本当であれば、少しでも涼しい午前中に済ませたいところだが、ここ20年くらいは日曜の午前中は卓球教室の指導で家にいた試しがないので、勢い作業は昼食後になる。
ようやく15時過ぎになって一区切りついたところで、春に被災地の椎茸農家に送るために切った椎茸の原木の、細くて送りものにならないはねだしを貰ってきて菌(コマ)を打って、寒冷紗を被せて仮伏せしておいた原木の本伏せ作業をすることにした。売り物にするのでなければ、細い方が菌の周りがはやく、キノコも採れるとは、山仕事の方の言。菌を打ち込むのが遅かったので、今まで仮伏のまま放っておいたが、6月も中旬になるので、いよいよ本伏にしておこうというのだ。
考えた末、いつもおいていた金魚の池/白椿の樹の下はやめて、今回我が家のシンボルツリーになっているケケンポナシの木の下に本伏することにした。なんだか本物っぽく見えるが、これに寒冷紗を被せて一冬過ごせば、来春にはもしかして1・2本でも収穫できるかも・・・知れない。