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テーマ:自己啓発すすめ(778)
カテゴリ:人生を楽しもう♪
<自信> 小学校5年生の時、校内のマラソン大会で第2位になったことがあります。田舎の学校でしたので人数は少ないものの、それまで運動会などで短距離走では絶対にかなわなかった友人たちより早く走れる自分がそこには居たのです。 これは、自分自身にとっては本当に大きな自信となり、その後の私の人生に勇氣を与えてくれた出来事だったのです。 また、目立つことの快感も同時に味わうことが出来たのです。 小学校6年生の時、児童の代表である児童会長に立候補しました。当時、毎週月曜日に全校朝会があり、児童会長が校長先生の立つ指揮台の前へ行き「おはようございます!」と大きな声で挨拶をするのです。そして、全校児童がそれに続きます。 実は、目立つ事に快感を覚えた私は、単純に「ああ、あれやりたい!」「カッコイイ!!」といった動機でした。 ちょうど、5年生の終わりからそれまで通っていた4キロ先の小学校から近くに第二小学校が出来る事になったのです。 私は、そこの第一回卒業生、そして初代児童会長となったのです。 児童会長の選挙戦は、頭の良い女の子が最強の対抗馬でした。その他にも何人かいた記憶がありますが、定かではありません。結局、数票差で私が選ばれたというわけです。 正直言って、私は学校の成績はズバ抜けて良いというわけでもなく、どちらかと言えば不得意分野でした。 当時から、学級委員や生徒(児童)会長などは、成績優秀の子がやるような風潮もありましたから、私の児童会長当選には「賄賂を贈ったんだろう?」とか「父親に頼んで根回ししたんだろう?」などと言う、今思うとマセた同級生からなじられたりもしました。 父親がPTA関係の役員やその他、いろいろと目立っていたのでそんなことを言われたのだと思います。 でも、私はそんな外でなじられたことは、絶対に家に帰って言うまいと子供ながらに思ったものです。それは、父や母が心配したり、悲しんだりする顔が見たくなかったからです。 その後、新校舎が完成したりして、大人の中に混じって落成式に出て挨拶したりするなど沢山の貴重な経験をさせて頂きました。そして何とか児童会長の役割を果たすことが出来たように思います。 そこには、陰ながらアドバイスなどをくれて応援してくれた父の姿があったことは言うまでもありません。 『自信』 ほんの些細な出来事がひとつのきっかけになることって、人の人生の中にはあるのだと思います。 勿論、周りの環境や時の運みたいなものがあることを私は否定しようとは思いません。 ただ、ひとつ言えることは、自らが自分の背中を押すような『思い切った一歩』を踏み出すことは、活きて進化していく上では必要不可欠なのだということです。 そして、まるで赤ちゃんやペットに言うように、『よくやった』『よくできた』と褒めてもらうことです。 いろんな立場がありますが、きっかけ作りが非常に大切なのだと思います。 どんな人間にも秘められた可能性はあるんだ! まずは自分自身で最初の一歩を踏み出すことだ! 明日に続きます。 予告・・第2章【少年期(中学生)】<脱落への道> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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