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カテゴリ:想うこと
花をいじってると色んな事が巡ります。 春にたいがいたくさんの花が芽吹いて咲くのだけど、実は春夏秋冬なにかしら咲きます。 ぱっと華やかに咲いて散るのもあれば、いつ咲いたのかわからないぐらい短期間小さい花を咲かせて立派な実がたっくさん生るものもあります。 その季節限りのものもあれば、地味だけど毎年咲き続けるのもあります。 朝、一瞬だけ咲くのもあれば、誰も見てない夜中だけ咲くのもあります。 何年かに一回しか咲かないのもあれば、植えてから十年ぐらいして突然咲くのもあります。 ウチにはないけど、木でもないのに、そこに株をすえてから1500年咲き続けてるのもあるそう。etc etc... ...そして花は他との比較の意思などあるわけもなく、ただただ「自分自身」です。。。 60年代に33歳でデビューした彼は何年もシンガーソングライターとしては不遇の時を過ごしますが、90年代に世界中から注目されることとなります。 気がついたらボブ・ディランからカート・コバーン(ニルヴァーナ)に至るまで、世界中のミュージシャンの憧れの人となっていました。 そんな事を心から夢見なかった男の目線から生まれる作品と生き様が、実はエゴや優越感の先に向かいたい真のスターたちの到達したい場所だったのでした。 どんなアーティストにも生まれ持った役割があって、誰かしら一人でも幸せにしていたら、アイドルでも前衛音楽な上にそれの異端児だとしても、世界中のスターでも、ひっそりと無名の国の村外れのシンガーでも優劣などなにもない誇り高いものなのは、花とつきあってるととても実感できます。 とてもアクの強いシンガーなので、まずは聞き慣れたシンガーたちの声で触れてみてはいかがでしょか。 狭量な音楽観の持ち主が「カバー」という言葉に持ちがちな安っぽい価値観もはるか凌駕した「継承」もここにはあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/レナード・コーエン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2012 11:57:24 PM
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