|
カテゴリ:TRPG
こんにちは。
今回は「ロールプレイ」について書いていきたいと思います。 ロールプレイとはなんぞやですが、まあ全体的にゲームキャラクターとしてゲームを追体験することなんですけど、今回はもっと狭い範囲と定義します。 「プレイヤーがキャラクターとして動くこと」「キャラクターが物語を創造すること」って言えばいいのでしょうかね。 特に今回の話題は、後者の「物語を創造すること」と中心にします。 結構創造性が必要なので「TRPGのロールプレイが苦手」「リプレイ動画で見るようなロールプレイはできない」と言われる方は結構多いと思います。 結論から言いますと、ロールプレイが苦手ならロールプレイ必須のシナリオをしなければいいのです。 「ロールプレイはTRPGには絶対必須でしょう」って言う方もいますが、100%ロールプレイをプレイヤー任せにするシナリオを選ばなければ良い……ですね。 例えば。 急に「あなたのキャラクターはどこかに行きました。どこに行きます?どうします?」みたいなことを言われて、このキャラクターはご飯食べに行きます、学校行きますと咄嗟に答えられる人もいれば、咄嗟に答えられない人もいます。 それがロールプレイの苦手、不得意でしょう。 キャラクターがブレるとか、キャラクターが動かなくて困るとかはキャラクターメイクの問題なので、どうともですがw 話を戻して、そこでシナリオの時点で「あなたはこのバーの常連で飲みに行きました。マスターがいらっしゃいませ。お久しぶりですね。と声をかけてきます。あなたはどうしますか?」と聞かれるとしていれば、プレイヤーもこのキャラクターなら「会釈しただけで無言で椅子に座ります」「マスター久しぶりと元気に声をかけます」など、それぞれのキャラクターにあったロールプレイをしやすくなります。 この辺りは、シナリオの段階で設定されていなくとも、キーパー(ゲーム進行役)の力量や采配次第でもあるんですが。 シナリオの段階でそれを書く場合は、そのバーやマスターがそのシナリオに大きく関わっている時でしょう。 シナリオの段階でバーに行くことが想定されていない場合は書くことはないので。 なので、これはキーパー(ゲーム進行役)テクニックとして使われることが多いかもしれません。 シナリオとしてロールプレイ必須・重視以前に、 TRPGの元々のルールとして、キーパー(ゲーム進行役)やプレイヤーが創造するロールプレイ重視というTRPGも存在します。 最近の日本製TRPGはかなりその特徴が多い作品が多い気がします。 例えば「シノビガミ」というTRPGですね。 こちらのシナリオでは大まかな流れは作りますが、プレイヤーが実際にキャラクターを動かすメインパート(メインフェイズ)での細かな指定がほぼありません。 行き先はダイスで決めたりしますが、プレイヤーがハンドアウト(キャラクターが持つ役割)を見てどうロールプレイするかは、100%プレイヤー(キーパーとの相談)に委ねられます。 決まっていないからこそ自由なのですが、逆にプレイヤーがロールプレイしなければ、サイコロを回す作業で終わってしまうという難点があります。 なので、ロールプレイ(物語を創造する)が苦手という方には少々難しいゲームになるでしょう。 他のTRPGゲームならば、ロールプレイしなくとボードゲームとして遊ぶだけでも一喜一憂して面白い作品もありますので、ロールプレイができない=TRPGが楽しくないではないと思いますよ。 ……逆に「シノビガミ」で「ランダムロールプレイミッション表」とか作っても面白そうですね。 このシーン内で格好良く得意忍術を決めろとか、人を騙すような態度を取れとか、憎んでいるロールプレイをしろとか。 それもプレイヤーキャラクターの性格とかで左右されますが、ロールプレイが苦手とか思い付かない人にはありですね φ(..)メモォ 今回はここまでにしましょう。また次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.25 08:00:09
コメント(0) | コメントを書く
[TRPG] カテゴリの最新記事
|