カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2007年3月18日(日) 14:00開演 入場料:\5,670 4階席(1列18番) 主催:新国立劇場 オペラ「運命の力」 G.ヴェルディ作曲 全4幕【イタリア語上演/字幕付】 会場:新国立劇場オペラ劇場 【原作】リヴァス公爵ドン・アンヘル・デ・サーヴェドラ 【台本】フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ (改訂版:アントーニオ・ギスランツォーニ) 指 揮: マウリツィオ・バルバチーニ 演 出: エミリオ・サージ 美術・衣裳:ローレンス・コルベッラ 照 明: 磯野 睦 再演演出: 田尾下 哲 舞台監督: 大仁田 雅彦 合唱指揮: 三澤 洋史 合 唱: 新国立劇場合唱団 管弦楽: 東京交響楽団 出演: レオノーラ: インドラ・トーマス ドン・アルヴァーロ: 水口 聡 ドン・カルロ: ウラディーミル・チェルノフ プレツィオジッラ: 林 美智子 グァルディアーノ神父:妻屋 秀和 フラ・メリトーネ: 晴 雅彦 カラトラーヴァ侯爵: 小野 和彦 クッラ: 鈴木 涼子 マストロ・トラブーコ:加茂下 稔 村 長: タン・ジュンボ 軍 医: 大久保 光哉 感想 昨日ブリテン「戦争レクイエム」の合唱本番が終了(児童合唱が素晴らしかった)し、その足で夜は 「ラ・ボエーム」の合唱練習。今日は朝から草刈りのボランティア活動に参加し、3週間連続で 新国立劇場へ(ヘトヘトで書き込み中)。 本日の公演はヴェルディ中期作品の「運命の力」。ロシアのサンクト・ペテルブルク帝室歌劇場の 依頼で作曲された作品で舞台は18世紀のスペインのセリビアなのだが、今日の舞台設定は 20世紀で第1次対戦頃の設定となっている。 お話しは、混血のアルヴァーロ(本当はインカ王族の血筋)が公爵の娘レオノーラと駆け落ちを する所を公爵に見つかり、投げ出した拳銃が不発し公爵に当たり、娘も恨み亡くなる。 息子のカルロが敵討ちをするため探し周り、遂にアルヴァーロを見つけ決闘をしたが返り討ちに、 それを聞いたレオノーラが見に行ってカルロに最後の力で刺され兄妹が亡くなる場面で幕。 いかに運命に翻弄される人々となるかは、歌い手の技量にかかっている割合が多い作品。 歌手の中ではドン・カルロ役ウラディーミル・チェルノフとプレツィオジッラ役林美智子が良かった。 林美智子は「フィガロの結婚」のケルビーノ役の印象が強いのだが、本日のジプシー女役も なかなか様になっており、ラタプランの合唱も良かった。 (合唱を歌ったことがあるが早口言葉的な所があり結構難しい) レオノーラ役インドラ・トーマスはMET他アメリカで注目のソプラノ歌手とのことだが、 ビブラートが多く音程が不安定で好きな声質でない。ドン・アルヴァーロ役は高音部が多く 大変なのだが水口聡が最後までがんばっていた。 管弦楽は音量の大小が旨く表現されていおり、4幕最後の消え入りそうな弦楽器は良かった。 今日からSuicaが私鉄、地下鉄共通で使用出来るようになり、スムーズに移動できた。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.18 22:52:43
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