カテゴリ:コーラス
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン (LFJ) 「熱狂の日」音楽祭 2007 (その2) 2007年5月2日~6日 東京国際フォーラム 本日は最終日。あいにくの雨模様の天候の影響もあり 一昨日の半分以下の人混みの印象。 それでも無料コンサートは開始30分前から満席の状態。 昨年のモーツアルトイヤーやドラマ「のだめ」の影響も あるとは思うが、クラシック音楽のみでこれだけ多くの 人が集まるのは驚き。 何れのコンサートも1時間以内で料金も1000~3000円と 手頃(無料コンサートも有り)で、色々な演奏が一度に 聴けるのが魅力。 ただ会場がクラシック演奏にほとんど向いていないのが 不満な所(まともなのはホールCのみ)。 また通常のクラシックコンサートと比較し客層が広がっており、特に若者や子供づれの 家族も目立つ。 朝一番は「0才からのコンサート」と称しての演奏も設定されているのも珍しい。 今回聴いたコンサートでも2~3才位の子供もいたが演奏が始まると全く騒がず、集中 して聴いていた。 何れの演奏時間も1時間以内のため集中力が続きやすいとは思うが、やっぱり演奏自身が 素晴らしければ騒ぐことも忘れるのだろう(子供は正直)。 日本のクラシックコンサートの多くは就学生以上に限定しているが、裏を返せば 退屈にしか演奏出来ないとも言えるのかも。 今日は今回LFJのお目当、ミシェル・コルボ、ローザンヌ声楽アンサンブルの フォーレのレクイエムを鑑賞。 公演No. 513 鑑賞日:2007年05月06日(日)14:30開演 入場料:3,000円(1階13列53番) 会 場:東京国際フォーラム ホールA 出演 指揮:ミシェル・コルボ 合唱:ローザンヌ声楽アンサンブル 管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア ソプラノ:アナ・キンタンシュ バリトン:ピーター・ハーヴィー 曲目:フォーレ作曲/レクイエム 作品48 合唱は一昨日と同じで30人強で管弦楽の方は増えて20人規模とオルガン。 とにかく美しいハーモニーの演奏で、正しく「祈り」の気持ちが伝わって来た。 終わった後もしばらくは拍手をする気になれない。 特に「Pie Jesu」でのアナ・キンタンシュのソプラノ・ソロは絶品。 立つ位置が管弦楽の後方、合唱団の左横の山台であり、反響板の効果もあり 教会の2階から聞こえてくる天使の様な声の響きで、その容姿通りの美声だった。 ホールが5000人のため響きを心配したが、演奏が素晴らしければ関係なく、 その良さが伝わることを認識できた。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.06 21:42:30
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