テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:コーラス
公演番号 383 「音楽の捧げもの<回想する音楽>」 日時:2014年5月5日(月・祝) 14:30~15:30 会場:よみうり大手町ホール 入場料:¥3,000(指定席5列目) 曲 目: ドヴォルザーク作曲「スターバト・マーテル」(抜粋) 第1、2、3、4、8、9、10曲 出演者: 指揮:ミシェル・コルボ 合唱:ローザンヌ声楽アンサンブル ソプラノ:マリー・ヤールマン アルト:マリー=エレーヌ・リュシェ テノール:クリストフ・アインホルン バリトン:ピーター・ハーヴェイ ピアノ:サイモン・サヴォイ 感 想: LFJでの一番の不満は、会場の東京国際フォーラムの各ホールは会議や講演会用に出来ており、音響がデッドで、クラシック音楽のコンサートには向かないこと。 今年から新たに加わったよみうり大手町ホールは、3月末にオープンした音響も考慮された客席数500のホールとのことで、その音響も楽しみにシャトルバスで移動。 ホールに到着、エスカレータで4階まで上り、開場時間になって5階まで上ってようやくホール入口に。ホール壁、天井は全て木材で覆われ、ステージの反響板も木製を凹凸に組合せて出来ている。座席も木製でが、座位部分はクッションが適度に効いて座り心地も良い。 こちらもチケット購入時では、指揮者、合唱団名しか公開されておらず、管弦楽付きを期待したが、プログラムには、指揮者、合唱団に加え4人のソリストとピアノ奏者が記載。 また訳詞は準備されておらず、ソリスト含め演奏曲目確定が直前だった影響と推定。 合唱団はドツレクと比較し、メンバーの個々位置は変わっているものの、パート別の並びと人数は同じ。 ソリスト、ピアニスト登場のあと、コルボが登場。 こちらもゆっくりとした静かな出だしから、段々と声の厚みが加わってくる。ホールの大きさ、音響の影響で、ホールCよりより大きなボリュームで聞こえて来て、とても30人の合唱とは思えない音量で圧倒される。 音楽が盛り上がる部分では、指揮者が立ち上がり、緊張した指揮で全体をコントロールしていることがよく分かる。ドヴォルザークの美しい旋律からは、子供を亡くした深い悲しみと祈りが伝わってくる演奏だった。 出来れば管弦楽付きで聴きたいところだったが、合唱、ソリスト中心の演奏で違った面からの演奏を楽しむことが出来て良かった。 カーテンコールでは、合唱全員が退場した後にコルボさんが一人で登場。ホール一杯の拍手を受け、客席へ手を振りながら退場されたのは、本演奏がLFJ最後のためでしょう。 ぜひ来年もローザンヌ声楽アンサンブルと来日して頂き、演奏を聞かせてほしい。 終了後足早にホールを出たが目の前でシャトルバスに行かれてしまい、止む無く地下鉄で東京国際フォーラムへ戻った。 お目当ては、第九を歌うため? Cont. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.08 22:11:00
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