テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2023年2月11日(土)14:00開演 入場料:4,950円(D席 4階3列) 【主催】(財)新国立劇場 新国立劇場2022/2032シーズン 楽劇『タンホイザー』 ワーグナー作曲 全3幕(ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付) 会場:新国立劇場オペラパレス スタッフ 指 揮 :アレホ・ペレス 演 出 :ハンス=ペーター・レーマン 美術・衣裳:オラフ・ツォンベック 照 明 :立田雄士 振 付 :メメット・バルカン 再演演出 :澤田康子 舞台監督 :髙橋尚史 合唱指揮 :三澤洋史 合 唱 :新国立劇場合唱団 バレエ :東京シティ・バレエ団 管弦楽 :東京交響楽団 出演 領主ヘルマン:妻屋秀和 タンホイザー:ステファン・グールド ヴォルフラム:デイヴィッド・スタウト ヴァルター :鈴木 准 ビーテロルフ:青山 貴 ハインリヒ :今尾 滋 ラインマル :後藤春馬 エリーザベト:サビーナ・ツヴィラク ヴェーヌス :エグレ・シドラウスカイテ 牧 童 :前川依子 4人の小姓 :和田しほり/込山由貴子/花房英里子/長澤美希 感想 本公演の千秋楽、本演出は2013年2月に観ているがタイトルロールの歌手が代役で今一だった記憶あり。今回は新国立指輪のジークムント、ジークフリート役を歌ったステファン・グールドがタイトルロールとのことで期待して冬晴れの下、初台まで出掛けた。 序曲の後に幕が上がりバレエが入る。体にピッタリの衣装だが、透けてはおらず、節度があって?日本的。 演出は、舞台上部まである半透明の複数本の柱の位置や照明で色を変え、舞台奥の映像と合わせて、ヴェーヌスベルク、ヴァルトブルク城、近くの谷の情景を表す。衣装も特異な物でなく、違和感なく観ることが出来た。 オケは、海外オペラ公演に比較すると若干のミス音、入りや切際のズレが気になったが、日本のオケではこんなものでしょうか。バンダはしっかり聞こえて来た。 歌手は、タイトルロールのステファン・グールドは、以前聞いた指輪の時よりも声量が落ちたように感じたが、舞台が進むに連れて声が出て来て、歌合戦、ローマ語りも満足する出来でした。 エリーザベト役のサビーナ・ツヴィラクは安定した歌声で特に3幕冒頭pの歌唱がエリーザベトの心情を表し素晴らしかった。ヴェーヌス役のエグレ・シドラウスカイテも歌声と容姿含め役に合っていた。日本人歌手の方も概ね良かった。牧童役の前川依子の歌声も美しく響いていた(1/28の藤原「トスカ」の牧童とは大違い)。 一番良かったのは合唱で「巡礼の合唱」、「大行進」他、裏歌も含めてバランス良く、大迫力で良かった。やはりマスク無しでないとオペラにはならない。 主役の歌手が揃うとワーグナーの音楽を楽しめる。4月の東京春祭「マイスタージンガー」も楽しみに。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.21 09:06:48
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