テーマ:特撮について喋ろう♪(4390)
カテゴリ:ウルトラマンの日々
特撮番組的には「ウルトラマン」の「故郷は地球」や「空の贈り物」「怪獣墓場」など実相寺昭雄監督と組んで変化球な名作の脚本を書いていらっしゃった佐々木守さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
「怪奇大作戦」や「アイアンキング」、「シルバー仮面」などの昭和40年代の特撮番組で異彩を放つ名作を残していらっしゃる佐々木さんですが、映画では不条理喜劇の世界的な名作「絞死刑」など昭和40年代の大島渚監督の脚本を多くてがけられています。それがもとで「夏の妹」ではシルバー仮面の主題歌「故郷は地球」が使われたりしてました。 テレビでも「お荷物小荷物」など「日本原住民」に関る問題作を多くのこされてますがその延長上にある作品「三日月情話」が私としては印象に残る作品です。 旦那さんが「竜宮城に行ってくる」、と言い残して失踪、奥さんが浦島伝説の残る地を探して旅に出るというお話で子供のころCMで何故かやたらと観た、 「あなたーぁ!!」と絶叫する奥さん(藤田弓子)が強烈な印象でした。 先ごろファミリー劇場で放映されておりましたので何回か観たのですが毎回アクの強い登場人物の、特に先代乙姫・・・とはとても思えないトメばあさんの強烈な芝居に圧倒されっぱなしです。(「克子しゃーん」「許してくだされー」) 大和朝廷VS日本原住民族という佐々木さんが描き続けたテーマが色濃く出た作品です。凄いなあ、今ないよなあーこんなドラマ・・。ラスト1回前突然ナレーターの渡辺美佐子さんが素で物語の中に登場したのも驚きました・・・で、この後どうなるよと思ってたら最終回見損ねた・・(泣)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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