テーマ:特撮について喋ろう♪(4386)
カテゴリ:ウルトラマンの日々
空を割って複眼の目が街を見ている・・。 O型の女性が謎の流砂に飲まれ人前で消失するという事件が続出。 事件を単なる誘拐と断じたことで事件は悪化、アリブンタによる地下鉄大虐殺を招くことになる。責任を感じた竜隊長はタックビルで地下へ突入するも地下80mで遭難する・・。 問題の多いTACと警察の連携のまずさが生んだ地下鉄脱線及び大量虐殺事件 O型の血の女性が突然流砂にのまれ、目撃者もいるという状況の中、事件は警察の管轄になってしまう・・。大量のO型の血が欲しい人間が流砂のホログラフィーを使って起こした・・・と断定されるのですがいや、あんまりにも納得できない不自然な話ですね。 これはTACと警察その他諸機関の管轄争いの不幸な結果である・・ともいえるし竜隊長の判断間違いもいいところだ・・ともいえるでしょう。 竜隊長がそのあたりの縄張り争いに疲れていたという大人の事情を描いた話かもしれないけれど(多分違う)後の地下鉄脱線虐殺事件は竜隊長および諸機関の責任が問われてもおかしくない出来事といえると思う。 TACの評判を落としているのは誰か? 「そんなことばかりいっているからTACの評判は悪くなるんだ」 これは第19話における山中隊員の台詞。 しかし今回、遊園地のコーヒーカップの中から女性が大勢の人の目の前で消えた事件の際、山中は目撃者の真摯な証言に対し散々疑ってかかった挙句に 「いくらTACでも夢の相手など出来ないな・・いくぞ」と冷たくいい放つ。 先ほどの竜隊長の件もそうですが異次元人の超自然現象(超獣などその最たるものだ)に前線で遭遇しながらそれを信用しないガチガチの現実主義。 その上、人の気持ちを考えていない傲慢で誠実さのカケラすら感じられない態度。 山中、というよりもTACという組織の抱える問題はそこにあるのではないでしょうか・・。 夕子死の恐怖・囮作戦 地下80mで遭難した竜隊長たちを救うため北斗はO型である夕子を囮にすることで地下世界にいくことを提案。エースは地下にもぐる術がないので・・。 一度流砂に飲まれそうになった夕子はかなり応えていたらしいのだけれど・・。 隊長たちの命がかかった一刻を争う状況で私服に着替えた夕子は街をうろつき始める・・探査機をもっているとはいえなんという場当たりな作戦・・・。 しかし程なく流砂が出現して呑まれるウルトラマンエース・・。 まあ上手くいったのは地下にエースを誘き寄せ地下牢に閉じ込めるのはギロン人の目的だったからなのですが・・。 とすれば脚本の流れおかしいなあ・・。 どだいゾフィーが来てくれなかったらエースも地下へいくだけで帰る方法考えてなさそうだったし・・。というかSOS出来るなら早くしろよとか。 アリブンタとギロン人 O型の女性を食い、地下鉄大量虐殺を行った大蟻超獣アリブンタ。 ボリュームある造形で人気の高い超獣ですが・・・その実力の程は・・。 武器としては口からの蟻酸と両手からの火炎放射。 地下でのエースと交戦時はメタリューム光線を浴びても平気・・・だったのか寸前でギロン人に地上へテレポートさせられたのか微妙な表現ですが・・。(多分後者かも) 余談ながら饒舌なギロン人の声は十面鬼ゴルゴスや磁石団長の沢りつお氏。 というか「うる星やつら」・ラムの父等の印象が強い独特のユーモラスなオヤジ声ですね。 地上ではギロン人の助けがない間はエースに一方的にやられ放題のアリブンタ。 最後はゾフィーとエースによりギロン人とお互いの頭を勢いよくぶつけられることで死ぬという珍しい最期を遂げます・・・。 いつもにまして過激な行動の多かったアリブンタの最期は頭をぶつけて脳震盪を起こして死んでしまうという超獣らしからぬ虚弱体質ぶり・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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