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2006年08月05日
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 昨日、本屋で日経WinPCという雑誌を見ていると、AM2ソケットAthlon64とDDR2メモリの組み合せの気になる記事が掲載されていましたので、買ってみました。

 この記事によるとAM2ソケットAthlon64とDDR2メモリの組み合わせ注意をしなくてはいけないケースが発生しているようです。


 ○ DDR2メモリのスピードが遅くなる?

 Athlon64プロセッサと組み合わせるDDR2メモリによってはメモリクロックが定格どおり出ないというケースが報告されています。
AM2ソケットAthlon64の場合、組み合わせるCPUとメモリの種類によってメモリ定格どおりの速度が出ないようです。


○ メモリコントローラーとメモリが直結されていることが要因

 AM2ソケットのAthlon64やSempronプロセッサはCPUとメモリが直結され、これによりDDR2メモリのパフォーマンスを直に出すことができるんですが、メモリとの同期はCPUの実クロック周波数を整数で割ったものがメモリのベースクロックになります。

 DDR2メモリ内部では一度にReadWriteするデータはDDRメモリ2倍、これで2倍の転送スピード400Mhz×2=800Mhzを実現しています。
 このため、DDR2-800メモリは単純にDDR400の2倍のスピードがあり、転送スピードはデュアルチャンネルで使うと約12.8 GB/秒、シングルチャンネルでは6.4GB/秒になります。

 ところが、Athlon64のクロックによっては、この整数で割る時に定格に収まらずメモリクロックが落ちてしまうわけです。

 例えば、Athlon64×2 5000+(2.6Ghz)とDDR2-800で見てみます。
  
 1 2600Mhz÷6=433.3Mhz
 2 2600Mhz÷7=371.4Mhz

  
 1の場合、DDR2-800メモリの定格400Mhzをオーバーしてしまうので、CPUは自動的にメモリスピードを371Mhzに抑えてしまい、実質DDR2-742(371Mhz×2倍)相当にしかならないようです。

 例えば、私の使っているAthlon64×2 3800+をCPU-Zというフリーソフトで調べてみると、DDR2-800メモリのベースクロックは実クロック(2.0Ghz)÷5=400Mhzとなっており、定格どおりで動作しています.


○ 具体的組み合わせ

 雑誌によると、DDR2-800メモリの場合、Athlon64の実クロックが2.0Ghz、2.4Ghz、2.8Ghzであれば定格動作、DDR2-667だと2.0Ghzがピッタリだが、2.6Ghzの場合は低下の度合いは少ないとのこと。

 雑誌に掲載されていた各クロックのAM2版Athlon64とDDR2メモリの種類の組み合わせた場合の実際のメモリスピードは以下のようです

 ◆ デュアルコアAthlon64
                DDR2-800   DDR2-667    DDR2-533
      FX-62(2.8Ghz)   800Mhz     622Mhz     509Mhz
      5000+(2.6Ghz)   743Mhz     650Mhz     520Mhz
      4800+(2.4Ghz)   800Mhz     600Mhz     533Mhz
      4600+(2.4Ghz)   800Mhz     600Mhz     533Mhz
      4400+(2.2Ghz)   733Mhz     629Mhz     489Mhz
      4200+(2.2Ghz)   733Mhz     629Mhz     489Mhz
      4000+(2.0Ghz)   800Mhz     667Mhz     500Mhz
      3800+(2.0Ghz)   800Mhz     667Mhz     500Mhz

 ◆ シングルコアAthlon64
                DDR2-800   DDR2-667    DDR2-533
      3800+(2.4Ghz)   800Mhz     600Mhz     533Mhz
      3500+(2.2Ghz)   733Mhz     629Mhz     489Mhz
      3200+(2.0Ghz)   800Mhz     667Mhz     500Mhz

 ソケット939のAthlon64はDDRメモリなのでこのような問題は発生しないらしいんですが、AM2ソケットAthlon64でこんな現象が起きていたとは・・・つゆ知らなかった。
 

○ 上位CPUのメモリスピードの方が遅くなるケースが出てくる

 上の組み合わせ例で行くと、Athlon64 5000+であれば、DDR2-800は743Mhzで動作しており、800Mhzで動作しているワンラン下のAthlon64 4800+のメモリスピードより遅いということになります。


○ 実質問題はない

 しかし、この程度の差であれば、通常のパソコン使用ではその差は全くわからないと思います
 ただ、Athlon64プロセッサとDDR2メモリとの組み合わせでメモリクロックがどうなるかは知っておく必要がありますね!

 この状況についてこれ以上書いていると、長くなると思いますので、明日のブログでもこの現象についてもう少し記述することにします。


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最終更新日  2006年08月05日 15時00分30秒
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