|
カテゴリ:京都 KYOUTO
建仁寺本坊の畳の縁 白黒の文様がはいった高麗縁(こうらいへり)のようです。 菊の花のような文様を織り出した高麗縁を使った畳は 寺院やお城などでよく見かけます。 ずーーっと前(30年位前)、花嫁修業にと、 お茶、お花、料理を習っていたのですが、 その時、礼儀作法で「畳の縁は踏んではいけません。」 と教えられました。 畳の縁は踏まずに、畳の上は静かに歩く。 ドスドス、ドカドカと歩いたり、動いたりするのではなく、 流れるような、静かで美しい所作を心がけるようにと習いました。 荒々しい立ち居振る舞いは、人を不快にするだけではなく、 家屋や畳、家具などの物も傷めるので、人にも物にも優しく、 優雅な立ち居振る舞いを心がけるようにと教わりました。 立派な畳や畳の縁を見ると、先生の言葉を思い出します。 あわてんぼうでおっちょこちょいの私は、 なかなかそうはいかないのですが、もっと上品に、 優雅に振舞うように心がけなければと反省しきりです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.30 06:00:33
[京都 KYOUTO] カテゴリの最新記事
|