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カテゴリ:京都 KYOUTO
紫式部 乾漆像 京都府京都文化博物館 本館にて 紫式部は、平安時代の女流作家また、歌人として、つとに著名であるが、紫式部がユネスコにおいて「世界の偉人」として、日本では最初にリストアップされていることはあまり知られていない。 生没念は不詳であるが、天延元年(973年)ごろ京都に誕生、長元4年(1031年)ごろの没と伝えられている。 父は藤原為時(ふじわらのためとき)、母は中納言藤原文範の子である為信の娘である。 長保元年(999年)藤原宣孝(のぶたか)と結婚、翌年長女賢子(けんし)誕生、兆歩3年(1001年)宣孝と死別、寛弘3年(1006年)ごろ一条天皇の中宮彰子(しょうし)のもとに出仕、その間、名作「源氏物語」54帖、「紫式部日記」「紫式部集」等を著わし、和歌は「後拾遺集(ごしゅういしゅう)」などの勅撰集(ちょくせんしゅう)にも入集され、内省的な傾向がその特色とされている。 墓は「河海抄(かかいしょう)」に「式部の墓所、(紫野)雲林院(うんりんいん)にあり、百毫院(びゃくごういん)の南、小野篁(おののたかむら)の墓の西なり・・・」とあり、現在、京都市北区紫野西御所田町2に、篁の墓と並んで供養されている。 この像は、社団法人現代教育研究境界(会長森藤吉)が創立20周年の記念事業として京都府に寄贈され、当館において公開している。 作者は、京都教育大学名誉教授・日展評議員 杉村尚氏である。 (現地説明板より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.09 02:38:42
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