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テーマ:政治について(19804)
カテゴリ:政治関連
昨日の記事、『ついてはいけない最期の嘘をついた小沢:小沢擁護派の説明責任について 』の続きというか余禄です。
小沢一郎が、自身の政治説明がかかったこの期に及んでも嘘をつき続けていることは昨日の記事ですでに証明できているので、あっさり目に流します。(小沢一郎の言動の信頼性について取り上げてるサイトはたくさんありますので) さて、今回の献金疑惑に絡んだものだけ、淡々と取り上げていきます。 嘘その1:4億円の原資は、遺産だった。 →『遺産はなかった』(昭和58年1月の産経のインタビューに「遺産はなかった」と答えているわけです。そして、昭和61年2月の自治相時代の閣僚の資産公開時には、閣僚のうち2番目に不動産資産が多いことが発覚) 無価値な土地がわずか2-3年で14億円に化けたのでしょうか?(バブル時でもないのに?) 遺産相続税の支払はどうだったのでしょうかね。などと疑問もつきない訳ですが。 あとこんな疑いもね。 ・陸山会土地購入:小沢氏資金、「積み立て」記載漏れの疑い 嘘その2:「私どもの事務所も、もちろん収支報告にあたりまして、計算の間違いや、あるいは記載の間違いやら、それはあったかと思います。」(2010年1月16日民主党大会で) →『収支報告書の記載内容について、相談されたり、報告を受けたこともありません』と自ら語っているのに、なぜ計算ミスなどと語っていたのか?語れたのか?(24日の検察聴取後に出した文書の収支報告書に関する記述) 収支報告に関する報道だと、こんなのもあったりして、上記の小沢の言葉と食い違ってたりもします。 ・収支一覧を小沢氏に報告、池田元秘書が供述 嘘その3:平成19年2月20日の事務所費公開の確認書の内容と、平成22年1月23日の陸山会への貸付などに関する経緯の説明は、両立し得ない。 双方の小沢自身の文書の主張を突き合わせた時、ボロ(矛盾点)はいくつも見つかるのですが、面倒なので一つだけ挙げておきます。 事務所費の公開に当たり(2007年2月20日) 「私が率先して、資金管理団体「陸山会」の事務所費の詳細を、領収書、関係書類も含めて、国民の知る権利を代表する報道機関の皆様に公開いたします」 陸山会への貸付などに関する経緯の説明(2010年1月23日) 「収支報告書の記載について 私は、本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。また、収支報告書の記載内容について、相談されたり、報告を受けたこともありません。 収支報告書の内容の確認について 常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。 担当秘書から、各政治団体ごとの収入支出と残高などの概要について報告を受けることはありましたが、収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはありません。」 もうお分かりですよね? 収支報告書の内容を見ずして、帳簿類どころか1円単位の領収書その他を確認せずして、2007年当時の発言(文書内容)は有り得ないのです。 ところがその主張は、つい先日の自身の釈明と真っ向から対立・矛盾してしまう。 さて、これは検察リークやマスコミの捏造報道ですか? 違いますよね。小沢本人の言葉の矛盾、嘘そのものです。 あんな釈明で説明責任を果たしたとか、内容が信じられるとか有り得ませんから。 小沢の言葉の信憑性は、全て疑われます。 容疑者に限らず全ての人の全ての発言がすべからくそうだと言えばそうです。 が、小沢に関して言えば、通常の人とは比較にならないほどにその疑いが強く持たれるということです。 検察捜査の恣意性とかマスコミ報道の偏向ぶりとかを全面的に認めたとしても、なお、ね。 その上で、彼を擁護するなら擁護してあげて下さいな。 私は擁護しませんが。 こんな報道もあったりしますが、もうおまけ程度。 ・小沢氏公開の「確認書」は07年の会見直前に作成 それではまたね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.27 07:28:33
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