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カテゴリ:人間関係
人は一人では生きていけないの。
いつも誰かに助けてもらって生きているんです。 医龍(心臓手術をうけた患者さんの言葉) 第6話は、自分の技術を過信して手術をした外科医が スピードにこだわって雑になってしまった処置の為に 患者さんの命をを危険にさらしてしまうと言うお話でした。 見下していたスタッフの助けで再手術する事ができて 孤高の外科医はチームの大切さを知るのでした。 患者さんは最後に 「先生に手術してもらってよかった。ありがとう。」 と言って退院して行かれました。 人は誰でも、一度は 自分がいなければこの世界(家族や会社)は 回って行かないんじゃないかと思うことがあります。 でも、実はそんな事はなくて、 風邪でも引いて仕事に穴を空けたって、 少しはバタバタするかもしれないけれど いつの間にか何も無かったようにうまく流れてしまいます。 そんな時、「なんだ、自分がいなくてもよかったんだ。」とか 誰か代わりの人がもっとうまくやってくれていたりすると とたんに劣等感を感じます。 人はある程度、食や住む所が満たされると 誰かに認められたいと言う感情を 抱くようになるんですね(承認欲求)。 それが満たされないと、すごい孤独感に襲われたり焦ったりします。 今、老人介護で問題になっている老人虐待も、 いろいろなケースはあるものの、意外に一生懸命やって来た人たちの方が 疲れ果てて弱者に当たっている場合があるそうです。 介護も子育ても、結果が見えにくく、誰からも 認められないような孤独感があると思います。 認知症の老親を看取って辛い日々を送ったものの、 救われたのは医師に言われた「よく頑張ったね」と言う 一言だそうです。 子供を育てる時に一番かけたい言葉は「ありがとう」です。 勉強で100点とって「えらいね」じゃなくて お手伝いをして「ありがとう」って言われた方が 子供は伸びるんですね。 「ありがとう」 の中には「助けてくれて」とか「あなたのおかげで」 と言う感謝と承認の意味がいっぱい詰っています。 面と向かって言わないだけで 「あなたがいないと困る」と思っている人がたくさんいます。 「あなたがいないと困る」と思ってくれる人のおかげで 生かされている気もします。 感謝の気持ちは声に出して伝えましょう。 あなたを必要としている誰かの為に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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