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2007年09月25日
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カテゴリ:OL物語
声がアンニュイな篠原さんは、もともとは営業とはぜんぜん関係ない部署にいた人で
そういう人はたいてい、営業支社の仕事には、不満があるものなのであった。
(あ、私も不満はたっくさんあったけど^^;)
Wさんも最初は驚いていた、実務(いい加減さ)の実態に…
「これは私の仕事ではない」という思いが強くって、それは確かに正しいんだけど
でも、もともとそうやってきた支社の体制が、そう変わるわけもなく…

私は、彼女が怒る気持ちも多少はわかるし、仕事は教えてもらわなくてもよかったしで
最初はその態度の横柄さに驚いて困ったりもしたけど、慣れれば問題なく…つか
どうでもよくなった。
それよりも、だんだん彼女のアクの強さも、おもしろいなぁ~なんて思ってきたり。
(前回予告では、大変そうなことを書いたのに、えろうすんません^^;)

すぐ「それは出来ません」って言えるのが、すごいなぁ!と思って。
見てて気持ちいいくらい、ハッキリ言うのよ。
「だってさぁ~、そんなのなんとかかんとか…」と、ため口だったり、
男性社員が同期か同い年かなんかで文句言い放題だし、フルネームで呼び捨てにしたり、
へええええ、こんなふうでもいいんだあああ…と、ちょっと勉強になったわ(?)

彼女は、なんでもワープロで打つ人で、手で書いたほうが早いんじゃ…?
そんな時間があったら、あんなことやこんなことが…ということも。
でも、ワープロで打つのが当たり前の職場にいた人には
ワープロ以外の文書やラベルは、この世にあってはならないらしかった。
(私はといえば、・・・その手の機械はとんとダメだった。
 今でこそパソコンで文字も打てるが、家に入ってネットで遊んだから得たものなのだ。)
篠原さんの苛立ちには、自分の力が生かせなかったというのもあったんだろうなぁ。

そんな篠原さんも、なんと結婚退職をした。しかも、社内結婚!!
いや、マジで驚きました。
いや、あの、別に、悪い人ではぜんぜんなかったんだからいいんだけど、
その、この支社に来る前に、他の営業支社にいて、そこがダメだったからここに来た
みたいなうわさを聞いてたので、で、その相手の人が、そのダメだった支社の人
だったので、すごく驚いたのだ。

その、前の支社という所には、有名な手ごわい人がいて、きっとMさんよりも大変
だったんじゃないかと思う。
私が新人の時にいたRさんは、その手ごわい人の下で鍛えられたらしい…
その人の下では、どんどん人が辞めていくらしいから、やはりRさんは只者ではなかったのだ。
(で、Rさんも手ごわい人になっていったのね…)

篠原さんは、ぜんぜん畑違いのところから来て、それだけでも大変なのに
毎日のひどい残業で、なぜかというと、前の人がちゃんとやってなかったものが
ひどい状態だったらしく、膨大な尻拭いをしなければいけなかったらしい。
しかも、女性社員はその手ごわい人しかいないしね。
「私には出来ません」と泣いたそうだ。
そりゃ確かに可哀想だよね…
で、泣いている彼女に優しい声をかけたのが、旦那さんだったらしい。
彼女は、彼のことはぜんぜんタイプじゃなかったそうだけど
つらい時にそばにいてくれたら、そりゃあ好きにもなってしまうわな。
いや~、人生、何が幸いするか、わからないものですなぁ。

彼女はお花を習っていたので、お祝いに花瓶をプレゼントした。
透き通ったシンプルな壺型のものと、小さい横長で口だけちょっと上を向いていて
箸置きにもなるものがあって、おもしろいなぁと思ってオマケに。
「こんなシンプルなのを買おうと思ってたの~。エー、これ何?うわーオシャレー!」
と、とても喜んでくれた。アンニュイだから逆にその素直さが伝わってきて
私もとても嬉しくなったのでよく覚えているのだ。
しかし、私からそんなものをプレゼントされるとは思っていなかったようで、
「えー…でも…どうしよう…なんか私、恥ずかしいー」と、戸惑いも見せた。
あんまり私のことをよく思ってなかったのかな?あはは…^^;
ま、あんまり長く一緒だったわけではなかったしな(たぶん半年くらいだったか)。

というわけで、付き合いは短かったけど、大変インパクトのある人でした。
うまく書けなかったけど;;

で、その抜けた席に転勤してきた女性が、また…
「すえchan、だいじょうぶ?」
と、黄金時代を過ごした仲良しのWさんから、その人について、心配の電話があったほど…





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Last updated  2007年09月26日 00時52分56秒
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