カテゴリ:潜在意識
臨場感空間については
一つ前の日記に書いてあるのでご参考ください。 臨場感空間という概念を知ったら、 なんとか日常に役に立てたいものですね。 ぼくは、この考え方は 「よい会話」をするために大切だと思うのです。 「自分の話しかしない人」という人種がいます。 こういう人たちは、 相手の臨場感空間をイメージできないし、 イメージする気もないのです。 相手の臨場感空間がイメージできない人は、寂しいです。 孤独です。 ぎゃくに相手の快適な臨場感空間をイメージして、 それを膨らませていくことができる人は、 文字通り、相手の心に入ることが出来ます。 たとえば相手がなにか昔話をはじめたら、 「そんな昔の話は聞きたくないよ」というのではなく、 「ほうほう、それで?」と質問していく。 質問していくというのは、話を具体的にするということです。 それはつまり、イメージを鮮明にしていく作業なのです。 たしかに、「自分が話したいこと」もあるでしょう。 しかしここでは一旦、「自分の話」を置いておいて、 相手に集中するのです。 じぶんの臨場感空間と相手の臨場感空間を一致させる。 そのために「質問」があるのです。 質問というのは、すごい武器です。 「わからないことがあるから聞く」とか そんな単純なことじゃない。 質問で、会話は99%決まってしまうのです。 質問しているとき、自我がなくなっていきます。 相手の臨場感空間を膨らませることに集中すると、 自我がなくなっていくのです。 「じぶんのことばかり考える人」には かわいそうなことに、それはできない。 相手が見ている世界をじぶんも見る。 たったそれだけなのですが、 なかなかそれができない。 「相手の臨場感空間はどこにあるのか?」 ぜひ今日は、その観点で会話をしてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月07日 06時19分49秒
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