時間は戻らないんだなぁ。
おはようございます、尾関です。間違いなく、尾関です。なぜか寒い日が続きますね。それにしても芦田愛菜ちゃんは働きすぎです。さて、今日のテーマは「時間は戻らない」です。時間って、逆戻りしないんですね。ちょっとだけでいいから逆に戻してみようと思ってがんばってみましたが、ダメですね。やっぱり過ぎ去ったときは帰ってこないんです。休日にスーパーに買い物に行きますと、うちの子供(3か月)よりも、すこし大きい子に出くわしたりします。すっかり首も座っていて、ベビーカーから乗り出している子や、バタバタと暴れている子もいます。そういう子を見ながら、「うちの子もああなっていくんだなぁ」と親バカな眼差しで見ているわけですが、逆に言えば、まだ首もふにゃふにゃで、言葉もほとんど出ない時期というのは「今しかない」わけです。当たり前なんですが、この事実には驚きました。ぼくらアラサーは来年もだいたい同じ背格好をしています。いきなり身長が1.5倍になるやつというのは、たぶんいない。しかし、赤ちゃんは1年後にはすっかり違う姿になっているわけです。「このふにゃふにゃした時期は今しかないんだ」と思ったら、「いま」がすごく大事に思えてきました。正直、抱っこするのは大変です。ぼくは、ふだんは嫁さんが風呂に入っている時くらいしか抱っこしませんが、すぐに腕が疲れてきます。脚も疲れます。でも座ると泣いたりします。寝かせたらもっと泣いたりします。そうすると、精神的にも疲れてきます。しかし、しかしなんですね。やっぱり「今しかないんだ」と思うと、「いま」はものすんごく大事なわけです。そして、「いま」の子供がすごく愛おしくなります。「今は仕事が忙しいからあとで抱っこしよう」と思っても、気が付けば抱っこできない年齢になっているかもしれません。それはとても切ないことだなぁとぼくは思ったのです。「あとで」が通用しないこともあるんだな、と。この「時間は戻らない」という前提で考えていきますと、子供の「いま」はもちろん、自分の「いま」も大事だよなぁ、と思えてきます。20代も終わりに近づいてきました。「10代だったらあれをやるのになぁ」と言っている人は、たぶん30代になって、「20代にあれをやっておけばよかったなぁ」と言っています。逆に「30代になったらあれをやるぞ」と意気込んでいる人は、10代のころに、「20代になったらあれをやるぞ」と意気込んでいたはずです。そして「いま」を大事に、「いま」を生きている人は、むかしもいまも未来も、ずっと「いま」を大切に、「できること」を淡々とやっています。「やればよかったなぁ」と思う生き方と、「いつかやるぞ」という生き方と、「いま、やる」という生き方の3種類しかないと思います。どれを選ぶかはその人の自由ですけれども、ぼく自身は「いま、やる生き方」を選択したいと思っています。なぜかと言えば「時間は戻らない」からですね。スーパーに買い物に行って、そんなことを思いました。ちゃんちゃん♪