カテゴリ:日々雑感
先日書いた福井総裁の一件、まだまだ世間では騒がれているみたいですね。
なんだか知りませんが、インサイダー取引ではないかとして告発をされたり していますが、私には可笑しさを通り越してしまいました。 今回の事件、だれの絵図(構想)なのでしょうかね。この時期に福井氏を 陥れて何の利益があるのかしら? 確かに福井氏はオリックスの宮内人脈に繋がる人(初亥会:昭和10年生れ の財界人の集まりに属す)で、LDの後ろ盾と目される宮内氏とは入魂の仲 とか言われています。でも、それはさておき、福井氏を日銀総裁にしたのは 小泉首相が行った改革路線の一環で日銀と旧大蔵が交互に総裁を出すと言う 慣行が廃止されたことでした。 こう言った経緯から考えて旧大蔵の官僚がポストの奪還を図ったのではと 考える次第です。 しかし、一般的に考えて、この時期に事件を表沙汰にしても国益を害する ので、こう言ったことは起さないのではないかと考えられがちですが、実は 官僚にとって国益よりも省益、省益よりも個人の利益の方が大事(官僚に限 らず普通の会社員でも同じで社会的利益よりも会社の利益、会社の利益より 個人の利益の方が大事だというのが本当のところ)なのですから、この時期 だろうが何だろうが大きな違いはありません。それも、小泉首相が退陣を前 に外遊をするという時期であれば好都合な上に機構改革の熱意も失せている 現状からすれば尚更好都合だと言うことではなかろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.25 18:44:02
コメント(0) | コメントを書く
[日々雑感] カテゴリの最新記事
|
|