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次世代に伝えたい原子力重大事件&エピソード原子力について最初に目をつけた政治家となると、中曽根に落ち着く。 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故の様子が、連日ニュースを賑わせている。 本書によれば、「原子力について最初に目をつけた政治家となると、中曽根に落ち着く」(34 ページ)という。「マッカーサー連合国最高司令官に建白書を提出し、戦後いち早く海外の原子力施設を訪問するなど原子力にはことのほか力を入れていた」。 子供の頃の科学絵本には、原子力飛行機が空を飛び、原子力ロケットが火星へ向かう絵が乗っていた。子供心に、原子力の平和利用にバラ色の未来を重ねたものだ。しかしその思いは、「むつ」の事故で脆くも崩れる。 ここで福島第一原発の事故が起きる。事故当日の報道では放射能漏れはないと言っていたのに、その後の報道で放射能は大気中へ、海水へ、土中へと漏れまくっており、2 ヶ月を過ぎた今でも止まっていない。いまは、チェルノブイリよりひどい事故だと感じている。 ■メーカーサイト⇒飯高季雄=著/日刊工業新聞社/2010年03月発行 次世代に伝えたい原子力重大事件&エピソード ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.12 15:16:53
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