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ラスタ・パスタのレレ日記

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2008年12月12日
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カテゴリ:音楽:ライブ
12月で契約満了になった契約社員の送別会を行った。

今のご時勢、自動車メーカーを中心に、契約期間中にもかかわらず、派遣切り、12月中に寮を出て行け、などと非人間的なことをやっている。

仕事も住むところもなくなったら、明日からどうやって生きていけというのか?
年末をこせず、ホームレスになってしまったひともいるみたいじゃないか。
ぼくは、そういう非人間的な人員削減をやっているメーカーを、じ~っと見ているぞ。

どこどことどこどこの製品は、今後一切買わない、と心に決めた。


こんな中でも、そのメーカーの工場のある地域では、

タクシー会社
学習塾
居酒屋

などが、正規雇用を募集するなど、
政府ではなく、民間から救いの手が伸びていることには、感激する。

学習塾は「子供に、『企業というのは、ひどいことをするところ』、と思って欲しくなかったから」
居酒屋は「地域に密着している会社なので、地域の雇用不安は引き受ける」

と、人員募集の理由をのべている。

地方自治体でも、空いている市営住宅などを提供する動きがあり、
政府だけが、もたもた、何の対策も実施出来ない状況にある。

明日はわが身かもしれないが、ぼくは、じっとこの状況を見ているぞ!
次の選挙でどうなるか、怒りの一票を投じるぞ。


さて、僕が今勤めている会社では、契約途中の契約社員を切ったりすることは今の所ない。
ただ、残念なことに、たまたまこのタイミングで契約満了を迎えた契約社員と、契約の更新をすることはは出来なかったようだが。

ただ、彼女の場合は、自宅もあるし、専門スキルがあるので、
自宅で、プロジェクト・ベースで仕事を引き受けることも出来るので、
すこしはいい状況だとは、おもうのだが。


送別会は、彼女に仕事を助けてもらっていた数名の集まりで、
美味しい中華料理店で行った。

身近な同僚は、ぼくのウクレレ演奏には、飽き飽きしているようなので、
最近、ぼくは、ただの集まりでは、ウクレレを持参しないことにしている。が、

今日は、彼女の送別会ということと、参加メンバーのほとんどが、
僕の演奏を聴いたことがない、ということもあって、ウクレレを持参した。

食事が運ばれてきて、みんなが楽しくおしゃべりしていて、ひと段落したところで、

ひさしぶりに、ピノキオの名曲「星に願いを(Wish Upon The Star)を演奏した。

送別される彼女は、ウクレレというと=ハワイアン=牧伸二

というイメージを持っていたようで、非常にビックリして、
「え~、しんみりと、ムードがありますねえ」と感心している。

またしばらく、食事にお酒におしゃべりが進み、まわりのお客さんがいなくなったところで、

ジム・クロウチの「Time in a Bottle」を演奏した。

ジム・クロウチは、長距離トラックの運転手をしていたのだが、
1972年にデビュー、ギターの繊細なアルペジオが醸し出すちょっと悲しげでせつない、
フォーク・R&B・アコースティック・ロックな響きの歌を歌っていた。

今で言えば、オーガニックとか、フォーキーといわれるようなサウンド。

その彼は、1973年に飛行機事故でなくなってしまった。

レコード・デビューしてヒットチャートNo.1を獲得した後、あっという間の事故死。
当時、「ラスト・アメリカン・ヒーロー」と呼ばれた。

ぼくが演奏した「Time in a Bottle」は、彼の死後、1974年に全米ヒットした曲で、
その繊細で、マイナー・コードのアルペジオは、ウクレレで表現すると、
ますます切なくなる。切ないけれども、その切なさがいい、ぼくの大好きな曲だ。

jim croce his greatest hits
あめりかん・ぱい


彼は、トラック運転手時代の経験から、「NYは(孤独な場所なので)大嫌いだ」
と言っていたし、そう歌ってもいた。

NYに住んでいて、NYが大好きなぼくも、ジム・クロウチの気持ちはよくわかる。
NYの孤独は、NYが大好きなひとにも、時には身にしみる。

そんな曲を、送別会の席で演奏してよかったのかどうか、とも思うが、

送別されている彼女は、
「ウクレレって、みんなで、こういうふうに、タンタンタン、って楽しく演奏する
ハワイみたいなのを想像していたので、こんなに切ない感情を表現できるなんて、新鮮です。
感動しました」

というようなことを言ってくれた。

また、同席していて、ぼくのウクレレ演奏をはじめて聴いた仲間も、

「私、この曲知っている!」と、曲の途中でさけび、

とてもよかったと、楽しんでくれたひともいた。

また、音楽談義から、楽しい話へ話題が展開し、

やっぱり、今日はウクレレを持ってきて、よかったな、と思った。

やぱり、誰かのために、ウクレレを弾こう、というように自分の気持ちが入っている時には、
それは人にちゃんと伝わるんだなあ、と思った。

まあ、ぼくの演奏に飽き飽きしている人の前では、ぼくはもう絶対、ウクレレを弾かないので、
ご安心を。ウクレレを演奏して、影で、いやなことを言われたんじゃ、たまったもんじゃないからね。






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最終更新日  2008年12月25日 18時22分16秒
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