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ラスタ・パスタのレレ日記

2009年08月05日
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カテゴリ:音楽:ライブ
中級者むけ、ハーブ・オータJr.のウクレレ・ワークショップに行ってきた。
この前のミニ・ライブの時に、「今度のワークショップでは、BEGINの『島人の宝』をやってほしい」とリクエストしておいたが、さて、何の曲を取り上げてくれるのかなあぁ。

初級者向けワークショップが終わって、ジュニアが休憩中に雑談した。


パスタ「いいシューズはいてるね」
ジュニア「マイケルジョーダン・モデルだよ」
パスタ「高いでしょう?」
ジュニア「そんなに高くないよ。99ドルだよ」
パスタ「へ~、日本ではもっと高く売っているよ」
ジュニア「そうでしょ。日本で買うと高いよね。ぼくは、マイケル・ジョダン・モデルが好き
で、6足も持っているんだよ。」

ジュニア・シューズ
【ジュニアがはいているマイケル・ジョーダン・モデル】

パスタ「ぼくが、ハワイでジュニアと最初に会った時の会話覚えてる?
ジュニアがぼくがはいているナイキのシューズを見て、
『いいシューズだね、高いでしょう』と言ったんだよ。それで、ぼくが『そんなに高くないよ。85ドルぐらいだよ。』と言ったら、ジュニアが『ほら、やっぱり高い』っていったんだよ」

ジュニア「覚えてないよ」とちょこっと笑った。


さて、中級者向けのワークショップが始まった。今日は、どんな曲をやるんだろうと、わくわくしていると、ジュニアが言った。

「今日、ここに集まってくれたみんなは、ぼくのレッスンをもう何回も受けた人が多いでしょ。それで、みんなウクレレがもっと上手くなりたいと思って来てくれたんだよね。
だから、今日は、いつもと違うユニークなレッスンをしたいと思います。
いつもは、何かの曲を取り上げて、ワークショップの時間内に1曲仕上げる、とか、ウクレレの技術的なレッスンだとかやってきた。
でも、誰でも、ある程度、ウクレレが弾けるようになると、自分で弾ける範囲の中でつい楽をして、その範囲内でしか練習したり演奏したり、とかくそうしがちだよね。だから、ぼくの役目は、みんな自分のできる範囲内にとどまっているのを、ちょっと外に出してあげるように背中を押すことなんだ」

なるほどと思う。

ジュニア「だから今日は、コードのはなしと、いかにアドリブを弾くか、を勉強してみたい」

そういって、ジュニアは、いきなりホワイトボードに

C・D・E・F・G・A・B・C(ドレミファソラシド)と書いた。
これは、Cのスケールだよね。これをひとつの隣近所と考えます。

するとCというコードはC・E・Gという音で和音が構成されている。
このC・E・Gは、自分の家または別宅と考えます。

そうすると、Cのコードでアドリブすると、隣近所の音を鳴らして最後には自分の家か別宅に戻る。これが、基本的なインプロビゼーションの考え方です。

では、
C=C・E・G(ドミソ)
F=F・A・C(ファラド)

です。こうやってCのコードで、アドリブを弾いているとき、Fのコードに移ると、CとFの和音は、C(ド)の音が共通しているでしょう。

だから、Fのコードに移った時に、C(ド)の音を弾いて、今度はFのスケールの中で自由に弾いて、でも時々Fno自宅か別宅に戻る。

では、「パスタ、CとFのコードを4つずつ弾いてくれる?」
と言って、ぼくはCとFのコードを4つずつ弾いているあいだに、ジュニアが、ウクレレの1弦だけをつかって、アドリブをしてみんなに聴かせてくれた。

これが、自宅や別宅に最後まで戻らないと、変でしょ(気持ち悪いでしょ)とやってみせる。

では、今日の参加者が、それぞれ2人組になって、お互いにCとFのコードで1弦だけ使って、交替でアドリブを弾いてみて。
5分間練習して!

5分後に、じゃあ誰かみんなの前でCとFのコードでアドリブしてみて?

なかなか誰も自主的に手をあげない。そこで、ぼくは自信はなかったけれども、チャレンジしてみようと思い、手をあげた。

ジュニアがコードを弾いてぼくが1弦だけでアドリブを弾いてみた。ジュニアの和音によく耳をかたむけながら、弾いてみた。途中までいい感じだったが、最後は自宅に戻れなかった。

じゃあ、もうひとりやってみて?

13歳の男の子が手をあげた。

彼は、アドリブというより、なかなかいいメロディを弾いた。

さて、これを

G7=G・B・D・F
Am=A・C・E

とコードを増やし、3コードで1弦だけ使って練習したり、
2コードだけに戻して、1弦と2弦をつかってアドリブする練習をした。

ワークショップは、集中して練習している間に、あっという間に終わったが、コードとアドリブがからっきし弱いぼくには、とてもいいワークショップだった。

最後のまとめとしてジュニアは、曲に出会ったらまず

1.その曲のキーを知ること
2.どんなコードで構成させているかを知ること
3.ウクレレの指版の上で、よく練習して、どのポジションで何の音が出るかを体で覚えて



と締めくくった。ジュニアが7歳の時に、父親のオータさんから、指版の全部の音とポジションを覚えろ、それはすごく自分の役に立つから、と言われたと語った。

最後に何か質問は?との問いに誰かが

何か1曲弾いてください、と言った。

ぼくは、今日の総括としてジュニアのアドリブソロを聴きたかったのだけれども、ジュニアが弾き始めた新曲を聴き始めて、その思いは消えた。

曲名も曲の意味も語らず、ジュニアが弾き始めた新曲。

いつもの、綺麗で繊細なメロディの中から、なにか「家に帰っていくときのような」安心感や安ど感のようなものを感じる、心温かい曲だった。
ぼくは「Way Back Home」というような題名がふさわしいかなぁ、と感じた。

曲を演奏し終わってから、この曲の由来をジュニアが語った。

ジュニア・ケース
【ジュニアのウクレレ・ケースにはジュニアのシグニチャーとKoAlohaのロゴとファンクラブのロゴとアップル・マークがはってある】

ジュニア「ぼくがここ数年、KoAlohaのウクレレを弾いているのをみんな知っているでしょう。2月にKoAlohaのプロモーションで一緒に来日した帰りの飛行機で、KoAlohaの副社長のアランがみんなに語った話がある。

それは、ハワイ出身のアメリカ軍兵士たちが集まった会が、昔から大阪の孤児院の支援を続けてきたという実話がある。その時のリーダー的な人は、もうすでになくなってしまったけれども、そのハワイの退役兵のグループは、その孤児院の支援をづっと続けてきたそうだ。
その話をしったKoAlohaのアランは、自分もなんとかその孤児院をサポートする活動をしたいと思った。しかし、日本の行政がやっているその孤児院は、直接の寄付を受け付けてくれない。自分で何ができるだろうと考えている。音楽でチャリティ・コンサートをやるのもいいかもしれない。そう言って、ジュニアにそのための曲を書いてくれないか、と言ったそうだ。
2月のプロモーションでの帰路、その話を聞いたスタッフ全員が涙したらしい。

そして、5月末のウクレレ・スーパー・ジャムで来日したときの帰りの飛行機の中で書いたのがこの曲だ。

「Spirit of Love」

ああ、ぼくが感じたあの優しげに「家や故郷」に帰っていく感じた曲には、そういう意味が込められていたのか、と思った。

ワークショップに参加していた人たちは、みんなそんな暖かさを感じたんじゃないだろうか。
今回も曲を通してジュニアの人柄に感動した。
音楽って、結局、そういうものかもしれないな。
作曲もそうだが、演奏している人の気持ち、心の中の思いというものが、音楽の中にあらわれてくる。だからこそ、ひとはそれを聴いて感動する。
また、ほんとうに心の中でなにかの思いを持っていなければ、その空っぽな感じも演奏にはあらわれてしまうのではないだろうか。

アドリブの練習もよかったけれども、この「Spirit of Love」1曲が聴けただけども、ぼくは幸せなことだなあ、と思った。










最終更新日  2009年09月10日 02時43分23秒
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