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とにかく暇だった。
看護婦に「いつ退院できるの?」と聞いても「さあ。。。手術次第だからわからないわ。」と怖い言葉をあっさりと答える。 どうしても正確な日を早く知りたかった。我慢が出来なかった。 左足がぎっちりギブスで固められているので、重さもあって左右に腰を動かす事もできない。食事時にボランティアの人々に支えられて、ベッドの上半身を起こしてもらい、やっとかろうじて食べられるのだが。。。 何に一番閉口したかというと、トイレである。 何かを食べると当然の生理現象でいやでももよおすものである。 どうやって用を足していたかというと: 看護婦にお尻を持ち上げてもらい、「パデッラ」と呼ばれるチリトリの先がバケツ状になったようなものを下に引いて用を足すのだ。 看護婦さんにそのようなものの処理をさせるのは恥ずかしい事この上ない。 まだ「看護婦」ならいいが「看護夫」の時は出るものも出ない。 わたしは最初にこの「パデッラ」を見たときに重大決心をした。 「小」はしかたがないので1日最小限するが、「大」は退院するまで絶対するものかと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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