リリースラッシュ(メルセデス W09、フォースインディアVJM11、ウィリアムズFW41)
ネットニュースに子供へのクリスマスプレゼントの傾向とかゆー記事が出てて「車玩具」が3位だっつーんで、そのネタ元であるバンダイのアンケート調査を見てみると、親が子供に買ってあげたいプレゼント部門で2位(男子だけで集計すると1位)、子供が欲しがってるプレゼント部門で3位。若僧のクルマ離れが取沙汰される昨今、この結果はちっと意外だったね。ただ細かい事を言うと、親は子供が8歳くらいまで「車玩具」推しするんだけど、当の子供は5歳を過ぎると興味がなくなるとゆー(笑)まあ、まあ、そんなもんだよね。 まあ、こちとらクリぼっちどころか天涯孤独なもんで、子供にプレゼントなどとゆーイベントはまったく発生しないんだが、これだけは言える。「車玩具」とかプレゼントすんのはやめといたほーが賢明かと。何故って、そんなもの貰った子供がそのまま捻じ曲がって育ってこじらせちゃうと・・・ こーゆーことよ(笑)いつまでたっても終わりの見えない「車玩具」地獄。 だいたいなんだよこのリリースラッシュ。これ以外にも、平べったい白いヤツとかスタイリッシュな黒いヤツとかガズーのあれとか、もちろん前回の跳ね馬とかもうお財布大変。こんなニッチな業界なんだからクリスマス商戦なんてのに乗っからないでよ。(ま、船便にゃ出来得る限りまとめて出荷、がコストダウンの要だからクリスマス商戦云々はカンケーないかも知らんが)しかしこの組み合わせ、今や最強のドライバーと言われるチャンピオンとクズドライバーとクソ車って(笑)スパーク1/43 メルセデス AMG F1 W09 EQパワー+ "2018年アゼルバイジャンGP 優勝"#44 ルイス・ハミルトン 押しも押されぬ今年のチャンピオンカー。とはいえ開幕ダッシュに失敗し、すわ今年はフェラーリが来るか!とか勘違い(笑)前半戦の不調は今年のピレリタイヤとのミスマッチ。タイトル獲得は、リアタイヤスポークに穴を開けてブレーキ発熱をうまく抑えられるようになった後半戦で突き放せた技術力の勝利とチームは言いたいだろうけど、それよか単純にフェラーリが勝手にコケたから、だろーね。ミニチャンプス1/43 フォースインディア VJM11 メルセデス "2018年中国GP 11位"#31 エステバン・オコン 世相を反映して地味な色調ばかりのF1マシンでひと際異彩を放つピンクのフォースインディアだが、ついにお金がなくなって、シーズン半ばにチームを身売りして、サハラ・フォースインディアからレーシングポイント・フォースインディアへ。そもそも源流はアイリッシュグリーンも鮮やかなジョーダングランプリ。それがやはり資金問題から身売りに身売り(ジョーダン→ミッドランド→スパイカー)を重ねた実績(?)からすればフォースインディア消滅も流れのうちか。 そしてドライバーも今年でさよなら(笑)一時は育成ドライバー飼い殺しのようなメルセデスのやり方にオコンへ同情票が集まったものだが、ブラジルGPで周回遅れのくせにトップクルージング中のマックス・フェルスタッペンに仕掛けて接触共倒れした事件。ぶつけておいて薄ら笑いで「だってこっちのほうがニュータイヤで速かったじゃん」これで一気に評価を落とした。来年は本家メルセデスチームのリザーブドライバーに収まるが、果たして2020年に復帰はあるのか?因みに貧乏チームを支えるスポンサー様調査は、・ベストウォーターテクノロジー:オーストリアの飲料水・水処理機器メーカー・クラオ:メキシコの携帯会社・キングフィッシャー:インドのビール・利来W66:中国のオンラインゲームプロバイダー・ハイプエナジードリンク:ベルトラン・ガショーがCEOでお馴染みのエナジードリンク・インフィニタム:メキシコ通信大手テルメックスの回線ブランド・テルセル:メキシコのモバイルネットワークオペレータ・デュオPLC:イギリスの採掘場関連機器・ソフィーナ・フーズ:カナダの食品会社(オーナーはマクラーレンの株主の一人)・ウラルカリー:ロシアの化学メーカー・サハラ・インディア・パリワール:インドの複合企業ミニチャンプス1/43 ウィリアムズ FW41 メルセデス #35 セルゲイ・シロトキン 昔日の栄光はどこへやら。最強メルセデスPUを積んでるのに入賞たったの3回(21戦もあるのに!)本家メルセデスが655ポイントも稼いでるのに、たったの年間7ポイントって(笑)パトリック・ヘッドにエイドリアン・ニューエイの時代ならペイドライバーだって表彰台だったろうが、このマシンじゃハミルトンが乗ったってきっと最下位だろう。あまりの不甲斐なさに5年間辛抱したタイトルスポンサーのマルティーニ・エ・ロッシは撤退。影のスポンサーでペイドライバーの父であるローレンス・ストロールも息子共々フォースインディアに鞍替え(つかフォースインディアをお買い上げ)笑シロトキンのバックであるSMP銀行もシロトキンに「もうこのチームに関わるのはやめとけ」と諭してスポンサーを降板。果たしてジリ貧のウィリアムズ、来年はどんなカラーリングで参戦するのやら。多分、来年のマシンには貼り付けられていないだろうスポンサー様は・マルティーニ・エ・ロッシ:イタリアの酒造メーカー・レクソナ:オーストラリアの制汗デオドラントブランド(製造はユニリーバ)・オリス:スイスの時計メーカー・JCバンフォード・エクスカベターズ:イギリスの建機農機製造メーカー・アクロニス:スイスのソフトウェアメーカー・SMPレーシング:ロシアのSMP銀行母体のレーシングチーム・フィナンシャル・オルグ:イギリスの投資会社(詐欺疑惑多々あり)F1に群がるアヤシイ会社なんてのはマネートロン(オニクス)だのブローカー(ザウバー)だのSSユナイテッド(スーパーアグリ)だの枚挙に暇が無いけどね、新興チームならいざ知らずウィリアムズほどの古豪がアヤシイ会社のカネに頼るようになっちゃオシマイよ。