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カテゴリ:模型
いつも寄る会社の近所の模型店のほかに、ちょっと離れたクルマで20分程度の
ところにもう1軒、模型店がある。 低年齢層の模型離れとともに町の模型店は衰退の一途をたどってるわけだが、 クルマで20分とはいえ、日常の生活範囲に2軒も店があるのは珍しいというか、 ありがたいというか、だったわけだ。 だったわけ、つーのは、そっちの店が今回、現店舗を閉めて別の土地に行くって ことになった。 そっちの店については、まわりに競合店がないからか基本定価販売なんで、 品揃えは良好なものの、私的にはセカンダリー以下の位置付けだったんだが、 ミニカーの販売もしてるんでその方面で全面撤退はイタいんだよね。 仕事終わってから買いに行くとすると都内までクルマ飛ばすしかないわけだから。 ま、大口顧客でもないこちらの思惑なんぞで閉店を撤回するわけもなく(^^ゞ 大棚ざらえ一掃セールの突入である。 今週は、なんかタイミング悪くて会社帰りに寄れなくて、結局休日にクルマ飛ばして 行くことになった。 明日の閉店にむけて日々割引率が上がるから結果的には今日で正解。 店内全品40%引きだった。 目当てのミニカーは売れ行き好調だったようで、目ぼしいものは残ってなかったが ガンプラは結構残ってた。 というのも、ここは自社ブランドで艦船モデルを発売してることからも想像できる ように、客層はスケールモデルファンが殆んどだから。 そういう客層だから商品の回転も緩慢で、商売的にはうまみは少なかったのかも 知れんな。 良くも悪くも今の主流はガンプラ、ということだね。 ってことで、こいつガンプラなんか買ってらあ的なまわりの目も気にせず (というのは考えすぎかもな)ガイアとマラサイを。 ガイアは虎専用の赤バージョンしか今は市場に出てないが、ステラ萌えだから 当然ダークカラーに代える。 ただ真っ黒は取り扱いが難しいから、ちょっとグレー系に振ってみようとは思うけど。 しかし、自社ブランドも持ってるセミワークス的な店舗でも、主流から外れた店は ダメなんだねえ(-_-;) 世は戦車モデル専門誌・飛行機モデル専門誌も発刊されるほど空前のスケールモデル ブームだってのに、これはどうしたことだろう。 答えは簡単。 専門誌の台頭で、せっかくのミリタリースケールモデルの敷居がまた高くなった からだ。 エッチングやアルミ挽きもの、可動式覆帯といったアフターパーツの充実とともに サクっと作って次に行くってことが出来なくなっている。 せっかくタミヤが新スケールで「細かいこと気にしないでサクっと作ろう」的展開 を試みているのに、それを作例というハードルで模型誌が阻害してるという、 昔ながらの王道パターンだ。 スケールモデラーはいきおい単価の安いモデルに延々取り組むことになり、店舗商品 の回転は悪くなり、収益も低下、店からの上納金が少なければメーカーの開発も鈍る という悪循環。 これを打破するには、結局購買層を増やして販売数を増やすことが急務なんだが、 今は、テレビ局も放送コードの関係なのか知らんが、戦争映画を放映することも なくなったし新規ファンの獲得は難しい状況だ。 (昔はしょっちゅう戦争映画、大作もB級もなんでもかんでもやってたのにな) となれば、前ミリタリースケールブームの真っ只中にいた今のおとーさん達に 出戻りモデラーになっていただいて、子供を巻き込んでもらうしかないね。 非常にほそーい希望の糸だけどな(^^ゞ がんばれ、おとーさん! である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.16 00:51:24
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