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カテゴリ:カーモデル
前回のマスターワークF60は、いわばコレを探す際の副産物であって、あくまでこっちが本命。
国際貿易発注のスパーク品が出るっちゅーのに(そっちは黒の#5も赤の#6も予約済みなのに) タミヤマスターワーク1/20 ロータス78フォード #5 マリオ・アンドレッティ チャンピオンカー、ロータス72の後継機開発に失敗してどん底生活が続いたチーム・ロータスだが、ただ転んでいただけじゃなくダメダメマシンといわれたロータス76や77でも、それなりの技術革新を目論んでいたわけで、その試行錯誤からエアロダイナミクスの天啓をうけて、空力の蕾にまで育ったマシンがロータス78だ(78を経て結実したのが云わずと知れたブラックビューティ・ロータス79) ロータス79に比べて、DFVエンジンが未だ剥き出しだったり下方排気だったり未完成で、ボディワークも大きく武骨なロータス78なんだが、メカニカルとしての見せ場はこっちに分があるね。 ガキの頃、富士のF1初開催を契機とする第一次F1ブームの最中に発売されたプラキットを作るのは当時のガキの必須事項ゆえ、#5号車も#6号車も作ったよ。 もちろんエアブラシなんて豪奢なモンはなく、キット本体を買うんで予算は精一杯で缶スプレーすら手になく、ただひたすら筆塗りで。 最新の考証で、JPS(はないけど)カラーが黄色からベージュに変えられて、25年経ってオトナの雰囲気を身につけた感じ。 ただ、当時からサイドスカートとリアセクションの高さ関係が悪くて、要はサイドスカートが底づきしちゃって仮組みしてうまいこと調整してやんないとリアタイヤが浮き上がっちまうんだが、プロのフィニッシャーによる手作業をウリにしてるわりには、しっかりタイヤ浮き上がってんじゃん(まあ、プロのフィニッシャーったって、タイのおねーちゃんだろうけど) サイドスカートがもうちっと内側に倒れ込むようにモールドされてりゃ問題ないんだろうけど、なんつってもむか~し昔のキットだからね。 ロータス79の余勢を駆って是非とも新金型でリニューアルを!とか言ったっても、実際79のキットもさほど爆発的ヒットとは思えんし、むしろ昨今の旧作キットにエッチングなんかをプラスアルファしたパッケージングも、結局は新規金型作っても開発費が回収できる確たるものがないがために、そこは近年の日本のガキがガキの頃からモノづくりを諦めちまってる実情と、F1チーム側からのスポンサー絡みの制約(生産数制限とか時限付きライセンスだとか)が首を絞めてるわけだが、実際チームがスポンサーと喧嘩別れした後までもキットが延々と売られちゃったらやっぱチーム的には厄介ごとになるわけだから、なかなかリアルタイムのマシンは出しにくい状況にはあるわなぁ。 っつーことでいけば、もう6輪ティレルはいいからさあ、BT46や312T3出してくんない? (なーんて、押入れに積んどかないでさっさとキット作りゃあいーんだよってか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.07 02:13:52
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