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カテゴリ:ホビーショー
キャラ物街道まっしぐらのバンダイの次は、スケール物で培ったノウハウを遺憾なくつぎ込んだキャラ物で新境地を目指すといえば聞こえはいいが、つまりはスケール・キャラ物どっちつかずで中途半端な印象のハセガワ。
まずはスケールサイドから。 ![]() 1/450 戦艦大和 モデルアートやモデルグラフィックスの奮闘や、サードパーティのエッチングパーツや紙製(!)甲板パーツなどの新機軸で注目度高しなウォーシップ。 いつの時代も戦艦○○といえば「ヤマト」というくらい戦艦の代名詞だが、それゆえ各メーカーから出し尽くされた感もまたハンパないんだが、そこへもってきて1/450スケールって新機軸での発売は吉と出るか凶と出るか。。。 ウォーシップといえば、1/700スケールのウォーターラインシリーズで数を作るか、1/350スケールでワンタイトルを心ゆくまで作りこむかの二者択一(まあ、ウォーターラインに1/350並のディテールをいれ込む強兵もいるが)だが、ウォーターラインじゃ細かすぎ1/350じゃでか過ぎるまさに帯に短し云々を解消するに絶好のスケールが1/450っちゅーことなんだけど、はてさてホントにそーかねぇ。 モデラーっつーのはかなり意固地だからさあ、今までやってきたスケールからそう簡単には移籍しないぜえ。 タミヤのヨンパチMMっつー大失敗の先達がいるのにもかかわらず、よほど確固たるマーケティング結果があるのか、単なるバカなのか(笑) ま~ヨンパチMM同様、惨敗すると思うけど。 ![]() 1/72 EA-18Aグラウラー ハセガワといえばやっぱヒコーキ。 近年では、アイ@マス人気で随分とオタ系ファン取り入れに成功しているが、基本は兵装仕様。 Eの頭文字が表すとおり電子戦に特化した副座機。 マクロス世代にとっては副座っちゅーのはヒジョーにツボなんだが、そこを知ってか知らずか垂直尾翼もバルキリーっぽく(いや、そりゃネガポジが逆だ) ![]() 1/12 テレフォニカモビスターホンダNSR250 ひと昔前は1/12バイクといえばタミヤの独壇場だったんだが、タミヤが惰眠を貪るならば遠慮する義理はなく、オイシイものはかっぱらってでも自分のモノにするその心意気やよし。 もはや業界のヌシには下克上を潰す気概もチカラもなし、っちゅーかタミヤはラジコンに軸足を移してプラモやめるつもりだから「好きにすればいいのさ(byアマテラス)」ってことか? ![]() 1/72 バルキリーVF-11D“サンダーフォーカス” 既存商品の焼き直しっつーのは今年のショーのテーマだが、いやそんなことはメーカーサイドじゃ口が裂けても言えないだろうが、どこをどう考えても否が応でもそう思っちゃうくらい焼き直しオンパレードな中でも、ことキャラものに関しては、もともと設定上パーソナル機扱いだから沢山種類があっても可、てかアレが出るならコレも出せよ的欲求が多く、アレコレ出ようと全肯定しちゃうところが強み。 ![]() 焼き直しっつってもやる事はちゃんとやってます、な副座コクピット(^^) ![]() 1/72 バルキリーVF-11B “サンダーボルト” んでもって、こっちが大元。 さすが軍隊機ゆえストイックだが、私的にはドハデなサンダーフォーカスがいいかねぇ、つってもヒコーキ模型は基本的に買ってもレシプロ機、な立ち位場なんだけどね(^^ゞ ![]() 1/72 SW-190スペースウルフ そういや、こんなもんもあったがね、アルカディア号の艦載機「スペースウルフ」 正直ハーロックはアルカディア号ばっか印象にあって、こんなもん存在すら忘れてたわ。 そんな日陰の花的存在に光をあてるドマイナー主義こそハセガワの真骨頂(笑) とゆーわけで、よく言えばリアル・キャラもののバランスがいい、悪く言えば売れんだったら何でもやる節操のなさ、で締めくくれるハセガワ。 あとはイロプラやらノン継ぎ目消しやらタミヤ・バンダイ的な楽々組み立てが実践できりゃあ、鬼に金棒なのがオシイね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.31 02:45:51
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