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テーマ:ミニカー大好き(3244)
カテゴリ:F1
スポーツニュースでよく「名門」とか「古豪」とか表現するが、辞書によれば本来「名門:由緒ある団体」「古豪:経験が豊富で力のある集団」ということなんだが、使い方としては「名門:過去から現代まで力を維持している集団」「古豪:昔は力があったが今はそこそこ」といったニュアンスのように思える。その伝で言えばいままで名門と表現されていたウィリアムズやマクラーレンは古豪ということになる。
スパーク1/43 マクラーレン MCL36 メルセデス 2022年オーストラリアGP 8位 #4 ランド・ノリス 勝ちを量産していた栄光のマルボロ・マクラーレン・ホンダ時代あるいはウェスト(もしくはボーダフォン)・マクラーレン・メルセデス時代だったら名門と呼ばれるに相応しい実力だったが、ここ10年で1勝の現在ではもはや古豪に格下げされても文句は言えない戦績だろう。 おもしろいものでそうなるとスポンサーも自然と離れていく、というかスポンサーが離れたから戦績も下降したのか卵と鶏の関係は定かではないが、冠スポンサーがなくなってから勝利に見放されてるのは間違いない。一時期はスポンサーロゴがなくともステルススポンサーはいるんで資金的に問題ないとか強がってたが、最近はそんなのどの口が言った的に小口スポンサーがスペースを埋める始末。 チーム名に冠スポンサーを名乗らないのは相変わらずだがスペース的に一番大口なのはブリティッシュアメリカンタバコのベロ(無煙たばこ)なのは間違いない。未だにタバコ会社に依存ってどんだけ時代遅れの感覚だよ。もはや大っぴらにタバコを公にするのはリスクがあるから冠スポンサーとして明記できないんだろうが、特にタバコ広告に厳しいオーストラリアではベロのベの字どころか商品ロゴマークすら表に出せず、地元ローカル企業オン・ザ・ラン(OTR:コンビニチェーン)に譲らざるを得ず。そういうドタバタもとても名門チームとは言い難いねぇ。 そしてウィリアムズから始まった最低重量のための無塗装部分拡大もなんだかなぁ~な感じ。チームはインディとエクストリームEと整合性の取れるデザインに見直したとか言い訳してるが、だとすればエンジンカバーをオレンジ一色していたローンチバージョンのほうがより整合性が取れるデザインだった。そしてオレンジに黒というコンビネーションに、年寄りにはある既視感が浮かんだ(昔は良かっただのオレらの時代はだのとやたら昔を振り返るのは年寄りの特権だから、まぁ勘弁してくれ)。 直線番長とあだ名されたアロウズA21スーパーテック。冠スポンサーは英国の携帯会社オレンジ・モバイルUKでそのコーポレートカラーはまんまオレンジ色。3年ほどアロウズの冠スポンサーに就いたけどどうにも鳴かず飛ばずで資金を引き揚げてシーズン途中でチームは解散の憂き目にあう。 マクラーレンもロスマンズカラーを彷彿とさせるFW33のように強いもの速いものにあやかるようなカラーリングにすればいいものを、よりによってアロウズ(笑)。そういうところも一流でないよねぇ(まぁMCL36がアロウズにみえるのは完全に個人の感想ですが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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