カニ・エビたらふく温泉ツアー
2年前までプーケットに住み、今遊びに来ているF代さんが「私、(タイムアンの)温泉に行ったことがない」といったのがきっかけで、MちゃんとAちゃん、それにF代さんと妹とワシの5人で、ホットスプリング ビーチリゾートへ出かけることになった。この温泉リゾートはパトンから車で1時間ほどのところ。その手前にあるコックロイにカニのうまいレストランがあるということで、行きにはそこでカニ、温泉で腹ごなしをして、帰りにはホテル近くのレストランでエビを食べようという、食に飽くなき探求を続けるMちゃんの発案に一同賛成した。カニのレストランは以前の場所から移動し、幹線道路沿いの初めてでもすぐわかるようなそれは立派なレストランになっていた。まさにカニ御殿である。ここで、カニ3匹と山のようなカオパットプー、それにパップンファイデーンを食べる。なるほどカニはジューシーで、口の中でフワッと肉がほぐれる感じ。辛いのが苦手なワシは唇がひりひりしてきたが、味がわからなくなるほどではない。当然オイチー。カニレストランから車で15分ほどビーチ方面に行ったところにホットスプリング ビーチリゾートはある。ここにはワシはスタッフパーティーで3回ほど来たことがあり、楽しい思い出がいっぱい詰まっているところでもある。あいにくの天気ではあったけれど、晴れていると暑くて温泉に入っていられないので、これはこれでOKなんである。プール使用とタオル、スナック(今日はフレンチフライ)とソフトドリンク1杯つきのデイパスが一人400バーツ。温泉プール2つと普通の淡水プールがある。プールには他のお客がまったくいなくて完璧な貸切状態。大声出しておばさん笑いして迷惑をかけることもなく、温泉プールと普通のプールを行ったりきたり、止められていたジャグジーも稼動させて 100%温泉を満喫した。日が落ちる頃リゾートを出発し、次なる目的のエビレストランへ。が、しかし、頼りのMちゃんも津波以降初めてのため、どれがそのレストランであるのかわからなくなっていた。最初に行ったところもかなりおいしかったが、塩茹でのブリッと大きなエビを期待していたMちゃんを満足させるものではなかった。飽くなき食の探求をするMちゃんは「う~む」とうなり、F代さんの「他へ行ってみよう」の一声で、エビレストランのハシゴをすることとなった。Mちゃんは車をゆっくり走らせながらまたまた「う~む」とうなり、あるレストランの前で停まり、お店の人に聞きにいった。Tewson Restaurantだったか、妹が急にその名前を思い出し、Mちゃんが戻ってくる前に「ここだ!」とワシたちは車を降りた。前のレストランで、すでにカキ、クンチェーナンプラー、塩茹でのエビ、揚げたエビを食べていたのであるが、改めて塩茹でのエビ以下数品をオーダーし、おかわりまでしてすっかり平らげたワシたちであった。今年のプーケットの5月は雨ばかり降っていて、ツーリストの皆さんに申し訳ない感じがする。でも、もしあなたがプーケットへ来て、雨が降り続くようなことがあったら、是非タイムアンまで足を伸ばしてはいかが?車で1時間で行けちゃうし、ホットスプリング リゾートはもちろん泊まれるしスパもある。そしてカニやエビの料金は驚くほど安い。もちろんお天気のいい日でも、手付かずの自然を多く残すリゾート周辺で、一味違ったプーケット旅行を楽しめること請け合いです。写真は2軒目のエビレストランで食べた塩茹でのプローン。1匹の大きさはゆでた後で10センチほどある。1皿12匹ほどはいっていて、なんと200バーツ!