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カテゴリ:生命科学
本日は来客が二件。 そのせいで、医薬基盤研にて京都大のT先生のin-cell-NMR special seminar があったのを基盤研のAくんから誘われていたのだが、残念ながら参加でき なかった。T先生はこの4月に米国の学会ENCに出かけていたので、実は そのときの感じもききたかったのだが・・・まあしょうがない。 で、さて、本日の来客まず一件目。 M教授とY先生からとある遺伝子修復シグナル関連の蛋白質の共同研究の打診と、 それに関連するディスカッション。この件にかんして、事前に、どんな タンパク質なのかをある程度surveyできていたので、 ・GlobPlot ・FORTE/PSI-BLAST などで事前にサーベイして、その分子のおおまかな様子を調べておくことが できた。その結果、たとえばリン酸化により制御を受けそうな部分や 金属イオンの結合により活性制御をおこしそうな部分について、 disorderしているのではないか、といった議論や、活性部位を詳細に調べる のならば酵素ドメインに絞った結晶化がいいかもしれない、といった 議論をすることができた。残念ながら人員不足と分子量超過なので、 NMRによる共同研究はできず、ということで、納得していただく。 来客第二件目はNMR装置メーカーB社のDさん。 ラボを立ち上げたということで、わざわざ新ラボの見学にきていただく。 ちょうど実験台もおおかた入ったところだし、低温室も稼働し始めたところで 将来装置をおくために確保してある部屋(仮称:測定室)を見ていただく。 当初のアドバイスどおり、アクティブシールド型のNMR(600)までならば 設置可能であるとのお墨付きをいただき、われわれのやる気をさんざん アピールする。あと、マグネットの出物があったら教えてくだされ、とか 今度の大型予算(クレスト)にリースで出すからよろしく、とか いろいろ打ち合わせをした。 なんにせよやる気を示さなければならないということだ。 こういう地道な活動が実を結ぶといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.05 15:34:11
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