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テーマ:日本の歴史(1071)
カテゴリ:古代史が好きで悪いかっ!
今週はずっと雨が降り続いています。 どこかに出かけたくてウズウズしています。 先週、明日香村に行ってきました。 公開されている、キトラ古墳の壁画「白虎」を見るのが表向きの目的でした。 実を言うと私は人が大勢集まる場所に興味はなく、 ただ明日香の写真を撮りたかっただけなのです。 「白虎」は家内をその気にさせる「餌」でした・笑。 今回はほとんど遺跡巡りはしていませんが、何となくここに来てしまいました。 実はビールの自販機を探しているうちに、偶然この辺りに来たのです。 ここは、何故だか理由はわかりませんが 家内のお気に入りの場所です。 この大井戸遺構の下にあるはずの、板葺宮跡に思いを馳せていたとき、 ふと、ずっと忘れていた昔抱いた疑問を思い出しました。
日本書紀に書かれてある、入鹿暗殺の場面。 厩戸皇子(聖徳太子)にしか興味がなかった当時は ただの矛盾、疑問として流してしまっていたのですが、 今は「ピン」と来るものがあります。 中大兄皇子は、入鹿に剣で斬りつけたと書かれています。 しかし、その前の記述には 「中大兄は自ら長槍を持って(大極殿の)脇に隠れた」とあります。 「槍」という武器は、当時は非常に珍しいもの。 そして「槍」と言えば、あの人物! 日本書紀の編者は、乙巳の変に立ち会っていた重要人物を隠しましたが、 「槍」という証拠をうっかり書き残してしまったのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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