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2008.01.08
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神秘的な考えを否定する気はありません。

防衛相がUFOを語る時代です。

が、論理的説明を廃して語る神秘や超常には疑問を感じます。

論理的(科学的)説明をする知識を持たないままでのそれらには、

少なからず嫌悪感すら感じます。

不思議なものがあると、「○○山と××寺と正三角形を形作っている」とか、

「この場所と伊勢神宮を結んだ線上に・・・」とか、

あるいは超能力や宇宙人と結びつけようとする人たちがいます。

もちろんそんな意見を全て否定するつもりはありません。

夏至・冬至や春秋分など、暦に関するもの(農耕に関するもの)

宗教的なものもあると思います。

 

 

益田の岩船

 

明日香には「謎の石造物」がたくさんあります。

最も不思議なものとして有名なのが、この「益田の岩船」です。

厳密に言えば明日香外にあるのですが。

 

岩船と言っても、船として使われたと考える人はいませんが

UFOの基地(発着台)だったと考える人はいるようです。

その他、占星台、天文台だったという説、ゾロアスター教の神殿(未完成)説に、

古代人のトイレ説も。

今は竹藪に囲まれていますが、つい最近までは見晴らしがよかったようです。

 

 

gousei2.jpg

 

この岩の下部には格子状に削った跡があります。

上部の滑らかな形状を見れば想像出来ると思いますが、

形を整える作業をしていたものと思われます。

この岩を90°転がしてみると、近くによく似たものがあります。

 

 

IMG_3519.jpg

 

益田の岩船から500mほど南東にある、牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)です。

墓室は大きな花崗岩をくり抜いた2つの穴。

最初から2人を葬る目的か、追葬を考えて造られたものですね。

この古墳の開口部は、鉄格子で保護されているのでこんな写真しか撮れませんが

益田の岩船の上部によく似ています。

益田の岩船と牽牛子塚古墳の類似は以前から指摘されていましたが、

ずっと自分の目で確かめたいと思っていました。

レンタサイクルで行くには困難な場所です。

今回は車で行きましたが、駐車場はありませんので苦労しました。

 

私はやはり、この岩船は古墳の石室だと思います。

明日香には作成途中で放置された石造物がけっこうあるようですが、

この岩船はどういった理由で放置されたのでしょうか。

 

重すぎて移動または回転出来ずに放置したのでは・・・

実際に見るまではそんな風に想像していました。

でも、この岩は明らかに加工途中で放置されています。

      ・埋葬予定者が失脚した

      ・埋葬予定者が予想外に出世した(笑)

      ・制作費で折り合いがつかなくなった・・・

 

 

が、調べてみると

肝心な場所に亀裂が入ったため製作を断念したものと言われています。

小高い山の山頂部にあることと、その大きさから

転用もされないまま放置されたのではないでしょうか?

転用と言えば、あの酒船岩も楔を打って割られた痕跡があります。

一部が高安城の石垣に転用されたという説があります。

「鬼の雪隠」「鬼の俎」と言われているものも、

古墳の石室を何かに転用しようとした跡かも知れません。

 

ところで、いつか彼岸花を見に行きたいと思っている明日香村の稲淵。

美しい棚田の風景で有名です。

この付近にも「謎の石造物」があります。

 

棚田

 

その近くにある「マラ石」

こういったものは五穀豊穣や子孫繁栄を願うものとして全国各地にあります。

 

 

マラ石

 

近くにある説明板によれば

「元々は垂直に立っていた・・・」とのこと。

石造物も人間といっしょで、年齢とともに・・・いやいや、失礼いたしました。






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Last updated  2008.01.10 07:26:59
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