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テーマ:猫のいる生活(136013)
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イギリス英語とアメリカ英語って微妙に違いますね。
これがオーストラリア英語になるともっと違う。 昔、バンコクに赴任してた時、イギリス人の旅行者がオーストラリア人の喋る言葉を聞いてバカにしてました。 彼らイギリス人から見たら、オーストラリア英語は問題にならないくらい汚いらしい。 だから宇多田ヒカルの「traveling」をイギリス英語調で云うと「travelling」になります。 これって結構、イギリス人から見るとカチンとくるらしい。 同じ英語なのにどんどん簡略してしまったりするアバウトさがガマンならないそうです。 同じ綴り省略ではアメリカ人がflavourやcolourから「u」を省略してflavorやcolorと表記するのとか、イギリス英語の「パジャマ(pyjamas)」をアメリカ英語ではpajamas、「タイヤ」はイギリス英語ではtyreに対しアメリカ英語ではtireなど綴りが違ってくるところもありますが、これまたイギリス人から見たら許しがたい行為だとか。 また「ビタミン(vitamins)」のことをアメリカ人は「ヴァイダミン(vydamins)」と云うし、「ズボン(trousers)」のことをアメリカ人は「パンツ(pants)」と呼ぶのも気にいらない。 こんな例は山ほどあって、例えば「ポテトチップス(chips)」がイギリス英語だと「クリスプス(crisps)」。 「スケジュール(schedule)」がイギリス英語になると「タイムテーブル(timetable)」。 日本語の「待ち行列」はイギリス英語だと「キュー(queue)」がアメリカ英語だと「ライン(line)」などなど。 それよか面白いのはアメリカ人が9月11日(アメリカ同時多発テロ事件のあった日)のことを「911」と呼ぶのもイギリス人で嫌ってる人が多いこと。 ちなみに英語で正式には「September 11 attacks」と呼ぶそうです。 要するにイギリス人は勝手に自分たちの決めた表記を変えてくるのが癇に障るらしい。 と云うのに、アメリカ人で、イギリス英語風のイントネーションで喋る人を見て「キモイ!」と感じるイギリス人も多いのです。 まぁ、言葉の違いはそれくらいにして... ふたつの国民で決定的に違うのは、先ず「歯並び」でしょう。 アメリカ人ほど歯の美しさに重きを置いてる国民はまずないでしょう。 中の下クラスの所得層でも子供に歯の矯正をおこなっているので、押しなべて歯並びがいいのです。 対するイギリス人は歯並びをあまり気にしません。 だいたいアメリカのTVに登場する容姿の悪いイギリス人キャラクターと云えば、先ず歯並びが悪いのを強調するくらいです。 しかし、アメリカ人が歯の矯正に熱心なのと、歯の健康は別問題のようで、アメリカ人は単にカメラに向ける笑顔を特に気にしていると云うことらしいです。 イギリス人とアメリカ人の違いはまだまだあります。 例えば卵の保管方法。 だいたいヨーロッパの人は卵を冷蔵庫に入れない人が多いです。 それに比べて、アメリカ人は必ず冷蔵庫に入れます。 日本の卵と違って、外国産の卵はサルモネラ汚染度が高いと云われますね。 それでアメリカ人はサルモネラ菌を除去するために、卵を買って来たら先ず洗います。 洗うってことは、クチクラという天然のコーティングも落ちてしまうため、冷蔵しなければダメになってしまう。 それで冷蔵庫に入れるのです。 対するイギリス人はクチクラを洗い流すことによって、かえって細菌が繁殖すると考えています。 なので洗わないで室温で保管して、食べる直前に卵を洗っているのです。 アメリカのプールバーなんかに行くとビールをグラスにそそがず、瓶の口から直接飲んだりしてますが、それも一気にグイッ!ぢゃなくて、チョビチョビ飲み。 その内、ビールの冷えもなくなって、常温になってもヘッチャラですね。 逆にタイなんかでは、ジョッキにわざわざ氷を張って、その中にビールをそそぐ。 氷が適当に溶けてきたときが飲み頃...ってのは、タイのビールは日本酒ぐらいアルコール度が高いから。 そんなアメリカでも、ソフトドリンクには必ず氷が入っています。 それもタップリぐらい。 まぁ、衛生観念が徹底してるアメリカだから安心だけど、私の知り合いはメキシコで生水を飲まないよう気を付けてたのに、最後の最後、出発便を待つ空港でジュースを飲んだ時に失敗してしまいました。 ジュースと一緒に"氷"が入っていたのです。 みごとにお腹やられたそうです。 機内での思い出は、トイレの往復回数を数えることしかなかったとか(笑) ところがイギリスに行くと、ソフトドリンク頼んでも、例え氷が入っていたとしてもちょびっとだけとか。 別に氷が高いワケぢゃないのです。 逆にソフトドリンクがアメリカよりも高く、無料のおかわりもないので、イギリス人にとって氷で量を少なくするなど論外なのですな。 アメリカ人=陽気ってイメージ強いですね。 確かに、私の知ってるアメリカ人もみんな陽気です。 それに、とにかく親切ですね。 アメリカ人と云うのは「自分の利害に関わりなかったら」その範囲ではとても親切です。 これはアメリカの起業家精神によって培われた態度から来てるそうです。 楽観主義がそぐわない状況ですら、楽観さを忘れずにいることができる源なんです。 対するイギリス人はどちらかというと世の中の出来事について悲観的らしい。 彼らは悪いものは悪いと捉え、改善も望めないかもしれないという態度をとると云います。 しかし、これはイギリス人がネガティブということではないそうで、幾多の困難を経て、イギリス人は”スティッフ・アッパー・リップ(かたい上唇)”という態度を身につけたせいだったからです。 つまり困難においても動じたりせず、粛々と物事に取り組む態度のこと。 なので、これは国民性の違いでどっちが良い、悪いとは云い難い。 私が昔、バンコクに赴任してた時、妙齢のイギリス人ご婦人と接することがあって、ところがそのご婦人があからさまにタイ人をルックダウン(見おろす)した態度をとるのです。 あまりにあからさまで、いっぺんにイヤになりましたね。 いったい何様だと云うのだ! イギリス人の友人をもたないので、一概に云えませんが、イギリス人ってそんな傾向があるのですかね。 対するアメリカ人は(外面上)みんな「いいヤツ」。 まぁ、私の数少ない欧米人との接触だけで云ってるし、人それぞれなので一概に云えませんが... 中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-」 整備工事で閉鎖になった大阪の中之島公園。そこに暮らしてた約70匹の子供たち。 心あるボランティアのご尽力で「猫の部屋」と呼ばれる仮住まいを得ることができました。 すこしずつ里親さまも決まってきてますが、まだまだ多くの子供たちが良いご縁を心待ちにしています。 なを「中之島公園の猫たち」では恐縮ですが現金によるご支援は一切お断りしております。 「公園ねこ適正管理推進サポーター制度」が実施されています。 そちらのリンクもありますので、大阪市在住の方はぜひ見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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