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耳(ミミ)とチャッピの布団

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パパゴリラ!@ Re:シチリア島の橋(04/30) New! シチリア島と言われればマフィアでしょう…

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Dec 20, 2023
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1996年に公開された映画「スタートレック ファーストコンタクト」では、2063年に人類が自分たちよりはるかに進んだ知能と接して、地球上で戦争などしてるのはバカげてるとようやく認識します。
そして地球外生命体によって、人類初のワープ飛行が可能となり、宇宙船エンタープライズ号が建造される布石になっていくのですね。


1997年に公開されたジョディ・フォスター主演映画「コンタクト」はもっとシリアスでしたね。
SETIプロジェクト(地球外知的生命体探査)メンバーのエリー(ジョディ・フォスター)が、ニューメキシコの超大型干渉電波望遠鏡群を使って、こと座で最も明るい星「ベガ」から断続的に発信し続けられる電波信号を受信します。
これが契機となり、自分たちが「ひとりで無い」ことに確証を得て、解析を進めていくにつれ驚嘆する技術が電波に込められてることを知る物語。


実際に存在するかは不明ですが、生命が生存可能な惑星の数は銀河系だけで数百億個あります。
太陽から30光年以内にあるものだけでも約100個と推定されてます。

人類はそんな惑星に知的生命体がいないか探索しているワケですが、逆にこちらが発見されている可能性があるのではないかともSETIプロジェクトは考えてます。
そこで先ず、人工的な電波が受信できる100光年以内に、生命の存在に必要な液体の水がある惑星がいくつありそうか推計することにしました。
そして、これまでに判明している系外惑星の統計から、75個の恒星に液体の水がある惑星は計29個あると結論づけてます。
人類が無線やラジオなどで電波を使うようになって100年ほど経過しているため、この29個の惑星には、すでに電波は届いていることになります。
だとしたら、これらの惑星に住む生命に地球に生命が存在すると分かっているかもしれないのですね。
1974年にはプエルトリコのアレシボ望遠鏡から2.5万光年先のヘルクレス座の球状星団M13に送ったアレシボ・メッセージがあります。
これがSETIプロジェクト最初の行動でした。
しかし、こうした試みは「友好的ではない相手にも届いてしまう」と故スティーブン・ホーキング博士などは反対しています。
逆に映画「コンタクト」のように、地球に送っているかもしれない信号を受信する観測も続いてますが、いまのところ成果はでてません。
いずれにしても、今や科学者の関心は「地球以外に生命体が存在するか?」ではなく、「いつ、どのようにして地球外生命と接触するか?」に絞られてます。
目をもっと身近なところに向けて太陽系内で考えると、土星の衛星の中で6番目の大きさをもつ「エンケラドゥス」が生命が存在する最有力候補と云われてます。

エンケラドゥスは、直径500km 程度ですが、熱源をもってて適度な温度があり、表面は比較的新しい氷で覆われています。
氷はおよそ99%が水が固体となったものと考えられており、氷の下に液体の水が存在する可能性が充分あるのですね。
2005年、NASAの土星探査機「カッシーニ」がエンケラドゥスに接近して観測したとき、炭素、水素、窒素、および酸素と云う、生物の成長に欠かせない有機分子が存在する可能性が示されてます。
この衛星の中心部には煮えたぎる溶岩が存在しているとみられており、生命の誕生が可能な適度な温度が得られる可能性があるのです。
昔から生命が存在するかも知れないと有名なのは木星の第2衛星「エウロパ」ですね。
大きさは「月」よりまだわずかに小さいです。
エウロパの主成分はケイ酸塩岩石で、鉄とニッケルの金属核を持つと推定されてます。
そして酸素を主成分とした極めて薄い大気を持ってるのです。

何より、表面は氷で覆われていますが、その下には液体の水の海が隠れていると推測されてます。
「エウロパの表面は、少なくとも厚さ3km 以上の氷で覆われており、所々にひび割れが走っている」また「海底の火山活動によって、生命を支える熱と、有機生命体に欠かせない重要な化学物質がもたらされている」可能性があるとしているのです。
つまり地球と同じように、微生物がエウロパの熱水噴出孔近くで生息しているかもしれないと云うことです。
もっと昔から生命が存在する可能性が圧倒的に高いと云われきた「火星」はど~でしょう?
この赤い惑星は、地球に最も似た惑星で、その大きさも温度範囲も地球に近い。
火星の北極と南極には凍った水が大量に存在しているため、その下に液体の水がある可能性は大きいのですな。
火星の大気は薄いため、生物を死に至らせる太陽熱の放射から星を保護することはできないでしょうが、微生物なら地面の下に存在しているかも知れません。
また、昔は今よりはるかに生命の存在に適していたと思われる証拠も見つかってます。


火星の地質学的特徴から、かつては地表に水が流れていたと考えられているのですね。
今は停止していますが、過去には活発だった火山活動によって、化学物質やミネラルが火星の地表と内部を循環していたと考えられてます。

最初の生命探査プロジェクトの1つは1924年に行われ、アメリカの天文学者デイヴィッド・ペック・トッド率いる科学者チームが飛行船を使用して地上数マイル上空にラジオ受信機を打ち上げました。
当時地球に最接近していた火星の生き物からのメッセージを受信するためです。


ドイツのフライブルクにある心理学およびメンタルヘルスのフロンティア領域研究所のアンドレアス・アントンが主導している新しい研究では、人類が地球外知的生命体との接触によって起こり得る社会的影響が調査されています。

つまり地球外生命体のファーストコンタクトは人類にとって、かなりのリスクをもたらすだろうと。
リスクとは、社会的、心理学的なリスクです。
アントンの研究では次のような一連のシナリオを想定してます。
・SETI電波天文学者が異星文明の兆候を探索し、電波望遠鏡が宇宙の彼方から人工に作られた信号を受信する。
・遭遇はある日、太陽系で地球外文明の物理的な残骸(宇宙探査機など)に遭遇することを想定しています。
・遭遇シナリオには、地球近傍空間に異星人宇宙船が出現することが含まれており、その飛行操縦などにおいて生物か人工的な知性によって制御されていると想定できます。
つまりこう云うことです。
もし他の星に知的生物がいたとしても、何万光年もの旅を何代にも渡ってやりとげて、人類に接触する方がムリがあります。
それよりもAIが、例えばNASAが1977年に打ち上げた「ボイジャー」のように、機械を使って探査する方が理にかなってると云うことです。
生物なのか、それとも人工知能なのか?
論文は、異星人のテクノロジーが生命体によって制御されているのか、それとも人工知能によって制御されているのかという重要な問題を提起していると指摘しています。

「生物学的生命体は、より大きな不安を引き起こす可能性があると我々は疑ってます。当面の問題は、「彼ら」が人類になにを望んでいるのかということでしょう」
「彼らは比較的近くに基地を持っているか、超高速移動(おそらく光よりも速い)技術的を確保しているかも知れません」
その場合、彼らの技術は私たちよりもはるかに先を行ってることになる。
私たちは一人ですか?
地球外生命体の探索によって、宇宙の奥深くに侵入すればするほど、私たちが「異星文明」「その信号」あるいは「その遺産」に直面する可能性が高まってます。
そのとき、人類はグローバル社会としてこのシナリオに備える必要があると研究者らは示唆しているのです。

「政治の分野では、この発見と地球外文明との通信の可能性にどのように対処するかという問題は、世界的な議論になるだろう」と彼らは論文で書いてます。
「この新たな現実に対処するための統一的なアプローチを開発するには、国際協力が不可欠だ」と。





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Last updated  Dec 20, 2023 05:13:01 AM
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