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テーマ:猫のいる生活(136087)
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アメリカのABCニュースがJAL便と海保の航空機との衝突で、JAL便の乗客が全員脱出できたのは、客室乗務員の指示に従順に従う日本人の特質によるものだと述べてます。
これが欧米人だと指示を無視して我がちに逃げようとしたり、荷物を取り出そうとしたりして却って脱出に支障をきたしただろうと。 南米エクアドルと云うと、多様な生態系で知られるガラパゴス諸島が有名ですね。 国名のエクアドルはスペイン語で「赤道」を意味します。 エクアドルの首都キトは、南アメリカの北西肩にある赤道直下の国の中心を貫くアンデス山脈の背骨に位置しています。 キトにこの地最古の「ラ・アラメダ公園」と云う場所があります。 まぁ、私たちから見れば、なんの変哲もないただの公園なんですが、キトの人たちにとっては大切な憩いの場なんですね。 このラ・アラメダ公園内に南米最古の天文台があるんですね。 「キト天文台」。 この天文台の開所は1873年で、時の大統領ガブリエル・ガルシア・モレノの指示によって設立されたもので、現在でもエクアドル国立工科大学所属の研究所として機能してます。 主な研究領域は天文測定、つまり天体の位置と動きを正確に測定することです。 19世紀では最も重要な観測機器を収蔵し屈折望遠鏡と子午環はそれぞれ1基あります。 中でも1875年ミュンヘン製の口径24cm メルツ赤道望遠鏡が最も貴重で、赤道儀式架台に搭載しています。 しかし予算の都合が有るとは云え、19世紀の観測機器を更新もせず使い続けてるってのは、えらい古典的な天文台ですな。 ところが、この天文台の価値は赤道から南へ12分に位置すると云う地理的条件にあるのです。 地理的位置のおかげで、太陽の物理現象を観察できる期間に恵まれているのですね。 太陽と地球の相関関係を究めようとする分野では、年間を通じてデータを収集できるとして戦略的な特区と位置付けられてるのです。 現在は研究活動で使用しなくなった機器は、同じ建物にある天文学博物館に展示されてます。 この博物館には、1901年に参加したフランス測地調査団の機器も展示されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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